授業の中身(香久山教室)
別教室の先生から、ブログを見ているとお声をいただきました。
非常にありがたいことです。
書く内容が薄くならないように、と焦っています(笑)
さて、内容に迷いましたが、星の動きに的を当てて、話していこうと思います。
中学三年生の理科の授業でちょうど差し掛かっている頃だとも思うので。
香久山教室では、地球の自転「地球が、一日に一周回転すること」と
公転「地球が、太陽の周りを回転すること」まで授業を終えていますが、
ここまで内容を進めると、「何か月後には、どの位置で星が見えますか?」と
いったような問題に触れることになります。
このような問題に取り組む時、一番ネックになるのが、
公転による、1か月単位のズレと自転による、1時間単位のズレを
同時に考えなければならない点ではないでしょうか?
1つの問いに対して、2種類以上の処理を求められる厄介なパターンです。
さらには、南の空を見るのか、北の空を見るのかで、
星の動きの向き(時計回り・反時計周り)が違うことも考慮しなければならない、と
なんとも癖の強い問題ですね。
昔の自分がとても苦手だった覚えが…(笑)
自習に来ている子に、「ちょっとだけ時間ちょうだい」とお願いして
半強制的に少しずつ量をこなしてもらっています。笑
苦労している様子も見受けられますが、理解しようとしてくれる姿には
嬉しさを覚えますね。
それでも苦手な子には、時間が許す限り、同じ説明を何度もします。
時には、身振り手振りのジェスチャーも。
指導で悔やまれるのが、画力が乏しいことです。
天体では、あまり苦労しませんが、2年生の範囲の人体は絵を描くのが難しかった(笑)
でも,理科において、絵は重要なポイントなので、磨きをかけたい部分ですね!
来週は2年生の授業で、真空放電管(クルックス管)の確認をしたいので、
少しその絵を練習をしてみようと思います。笑
「授業の中身」がテーマでしたが、無い物ねだりみたいになってしまいましたね(笑)
来週も張り切って指導にあたっていきます。
2019.12.13 | 香久山教室
単語のコアイメージ(香久山教室)
さっそくですが、コアイメージとは、「単語の中核的な意味」のことです。
具体的に言うと「文脈や状況に左右されない言葉の意味」です。
コアが「核」という意味です。
同じような意味で、文に対してどちらを使うべき?
という場面に出くわす時があると思います。
その時、重要になるのが、このコアイメージです。
英語を勉強していると、「食べる」という意味でeatやhaveなどがありますが、
どちらを書けばいいですか?などの質問を受けたりもします。
中学英語では、余程のことがない限り、どちらを書いても丸をもらうでしょう。
ただ、今回はそこをもう少し詰めてみようと思います。
eatは食べる行為自体に重心を置きます。
haveは食事の時間をとることに重心を置きます。
なので、eat a lunchであれば昼食をとったという事実がわかりますが、
have a lunchであれば(誰かと一緒に)楽しく食事をしたという表現になります。
中でも、bite「かじる」を使った表現で、
eat a biteだと「かじってみて」ですが、
have a biteだと「かじってみて」→「味を楽しんで」→「味見してみて」となります
こう考えてみると、正しく使えた方がいいですよね。
英語は、単語が持つ微妙な違いがわかっている必要もあるので、
最近はこのコアイメージを紹介している本に目を通すようにしています。
他にも、「笑う」もsmileとlaughとありますが、smileは「微笑む」
laughは「(声を出して)笑う」といった違いがあります。
習ったことがあるような意味の新出単語に出会った時に、あれとどう違いますか?
と質問をもらうこともありますが、嬉しい限りですね!
それだけ前のめりに、意識を向けているという証拠なので。
即答できるように、日頃からコアイメージの違いを吸収していきたいと思ってます。
そして、このコアイメージ。
英単語だけでなく、日本語においても違いがあります。
先日、テレビで見た例を引用しますが、「帰郷」と「帰省」
どちらも、故郷に帰るという意味で使われますよね?
でも、「帰省」の省には、「親の安否を確かめる」という意味があるとのことで、
故郷へ帰って、親の安否を確かめる。までを言うそうです。
まさしく、省の持つコアイメージを捉えた上での違いであると感じましたね。
調べだしたらキリがありませんが、こういう微妙な違いに意識を向けながら、
新しいことを学んでいきたいと思う次第です。
2019.12.12 | 香久山教室
期末テスト結果が徐々に(高校講座ブログ)
全ての高校で期末テストが終わり、結果が少しずつ返ってきました。
今回はよくできた生徒もいたり、残念ながら、、という生徒ももちろんいます。
ただテスト期間に勉強をやりきったか、またテストの復習がきちんとやれているかが
大事です。
今週はテスト後の復習をやってもらっている最中です。
テストはやりっぱなしではなく、前後の復習が重要!
また、結果が出揃い次第ブログでも発表しますね!(^^)/
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神丘教室 月・水・金(金は19:30以降) 052-734-3150
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高校生担当 安形(やすがた)
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2019.12.11 | ブログ
メメント・モリに学ぶ(香久山教室)
【メメント・モリ】
聞いたことがある人もいるんじゃないでしょうか。
これは、ラテン語で「いつか、自分が死ぬことを忘れるな」という意味です。
仏教ではブッダが、人間はいつか死ぬことを忘れるものと表しています。
よく知っている人や、肉親が亡くなると、悲しんだり、かわいそうと思っても、
それによって自分が死ぬことに驚くことはない。
悲しさは一時的なもので、時間が経てば、また元通りの生活に戻るものだ。と。
自分が死ぬとは到底思ってもいないのが自分たちの姿であると言っているのです。
しかし、死は確実なものとして自分に訪れます。
極端な話ではありますが、死と隣り合わせであることを意識することで、
人生の選択を間違わないようにする。という戒めの意味も含んでいるのです。
かの有名なアップルの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏も講演の場において引用したり
日本においてはビートたけし氏が【メメント・モリ】が道徳の土台であるとさえ言っているのです。
人生の岐路において、選択を間違わないようにするために、覚えておきたいなと思う言葉でした。
テーマが割と重めですが、せっかくなので、これに近しい格言もご紹介します。
言わずと知れたインドの有名人:ガンディーの言葉に、
Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.というのがあります。
意味は「明日死ぬかのように生きなさい。永遠に生きるかのように学びなさい」です。
ガンディーがどう捉えていたのかはわかりませんが、死を身近なものとして捉えることで
日々を大事に、また勉強においては終わりがないものとして、死ぬまで継続しなさいという
意味をうかがい知れるので、自分は気に入ってます。
格言に影響されやすい質なので(笑)、こういった言葉に触発されながら
日々を大事に過ごしていこうと改めて思った一日です。
2019.12.10 | 香久山教室