お知らせ

面談から捻り出すのは・・・(吉根教室)

面談の話題、第二弾!(笑)

昨日、

面談に対する僕の勝手な気持ちを書いたのですが、

面談の中で、

実際にところ勉強に対するどんなアドバイスをしているのか。

これについても少し触れておきますね。

詳しくは生徒一人ひとり違いますし、

内緒にしておきたいこともあるので全部は語れませんが、

アドバイスとして重点を置いているのは2点です。

 

①反省点ではなく「改善点」

②抽象→具体の方法論

 

これに尽きます。

生徒に、

「テストの感想は?」

とか聞いてみるとよくわかりますが、

何も考えていないと、

「うーん、、、何か、、、難しかった。。。」

みたいな返答になります。

でも自分の課題を捉え、しっかり考えている生徒は、

「社会の大問3の問題で史料の問題が出て、あんなに細かく問題が出るとは思わなかったです。だから、次のテストのときは1か月前には教科書読みを開始して、2週間前には便覧まで隅々確認して、大事なところはノートや付箋を使ってまとめておこうと思います。」

みたいな返答が返ってきます。

結構びっくりしますが、実際にあった返答です(笑)

めちゃくちゃ明確なんですよね、すべてが。

テスト後に反省点をのらりくらり言い並べる生徒がよくいますが、

結局大事なのはそこからの「改善点」!

そして、

その方法が「具体的」な方法になっているかどうか!

ここが大事なところです。

僕もアドバイスをするとき、この点を気を付けます。

それで、

できれば、なぜそうするのか。

なぜそうしなければいけないのか。

という抽象的な話からできるといいなと思っています。

まあ、理想論みたいなものでしょうか。

その後の将来のことも交えての理想像です。

 

いずれにせよ、

ネットなんかでちょっと検索したら出てくるような策ではない、

手垢にまみれた、

試行錯誤の末の結晶のような策を

生徒たちに授けてあげられたらいいなと思い、

日々、研究と情報収集に励みます。

2019.07.06 | ブログ , 吉根教室

面談を通して思うこと(吉根教室)

今はちょうど面談週間な吉根教室。

1学期のおさらいをして、

親御さんと生徒、そして僕の3人で、

2学期へ向けた改善点を出していきます。

以前にもブログに書いたことがあるんですが、

僕は、

 

面談大好きです!!(笑)

 

正直なところ、

順調に点数が上がり続けていて、

常に成績が良好な生徒なんていません。

むしろ、

向上心がある生徒ほど天井なんてありませんから、

常にどうすれば1点でも点数が上がるかを考えていたりするものです。

ですから、

不甲斐ないテスト結果だったりすると、

親御さんには申し訳ない気持ちだったりします。

なので、

面談中の頭の中はいつもフル回転です。

その場で困っていることや悩んでいることを聞いて、

それについて答えるのでそんなに時間はありません。

ですが、

短い時間の面談であっても、

「相談してよかった。」

と思ってもらえるように、

全力のアドバイスを心掛けています。

 

ん??

 

それで大好きなのかって?

はい、そうです。

なにしろ、

すべての親御さんが、

子供たち(生徒)に対して真剣なのがわかるから。

その真剣な愛情を感じ取れるからです。

中には、

その親御さんの気持ちを嫌がる生徒もいます(笑)

でも、それもいいんですよね。

というか、多くはそうかもしれませんね。

しかし、

少なくとも僕は、

そんな親御さんの気持ちに触れる度に、

わずかでも力になれるように、

親御さんの思いに答えられるように、

気を引き締め直します。

よし!

また明日もがんばろう。

2019.07.05 | ブログ , 吉根教室

教科書暗記の破壊力(吉根教室)

「丸暗記」

という言葉がありますが、

最近はあまりこの丸暗記をオススメしない傾向が

勉強にはあるように思います。

理解が大事だとか、

論理的な関係性を考えてとか、

などといった丸暗記に頼らない方法論は、

たしかに何となく耳に心地よく、

誰もがそんな方法で勉強したいと思うかもしれません。

でもですね、

やはり丸暗記の破壊力はバカにできません。

例えば、英語。

英文法を理解して、

英文のつくりのルールを覚えたうえで、

単語さえ覚えていれば、

あとはどんな英文も書ける!

というような状態が最もコスパがよく、

近道で効果的な勉強かもしれません。

しかし、

人によっては、

なかなかこの英文法のルールを上手く運用できなかったり、

そもそもの英文の蓄積量が少ないために、

いつまでも英文が読めない、書けない。

なんて状況があったりします。

そこで!

試してみたいのが、

教科書(ニューホライズンなど)のunitごとの本文の丸暗記です。

日本語文→英語文へと瞬時に暗唱できるようにしてください。

たったこれだけですが、

これだけで英語の点数が20点アップした生徒もいます。

「瞬間英作文」という有名な参考書がありますが、

その本もまさに、

基本となる英文を徹底的に覚えてしまおう!

というものです。

英文法の知識も大事ですが、

多くの英文自体を自分の中にストックすることも大切です。

特に中学生の内に、

多くの英文をストックしましょう!!

2019.07.04 | ブログ , 吉根教室

人に説明してみよう(吉根教室)

たまに生徒に言われるフレーズがあります。

 

「先生は本当にたくさんのことを忘れずに覚えてますね。」

 

うん。塾の先生やからね(笑)

というのは冗談で、

普通に忘れますよ。

ただ、なるべく忘れないように工夫はします。

すぐにメモしたり、

そのメモを毎日確認したり。

なんでも継続ですね。

勉強の教科内容については、

長くこの仕事をしていれば、

ほとんどのことは自然と忘れませんね。

忘れるような細かいことや、

めちゃくちゃ詳しいことは、いつも授業前に復習します(笑)

なぜ忘れないかと言われれば、、、

これは生徒にもよく言いますが、

「人に説明するつもりで勉強し、実際に人に説明しているから」

これが大きいですね。

思い返せば、

幼稚園児のころから人に何かを説明するのは好きでした。

単におせっかいなだけだったかもしれませんが、

ゲームの遊び方やプラモデルの作り方など、

いろいろと友達に偉そうに教えていましたね(笑)

小学生のころには、勉強も人に教えていました。

人に教えると自分の脳内の内容も整理されます。

その人にわかってもらいたいから、

あれこれ工夫して説明している内に、

誰よりも自分がわかってしまうんですよ。

一人で勉強するときのトレーニング方法としては、

「思い出し」がいいと思います。

例えば、

ある問題を解いて、その問題の解き方を理解したかどうかを確認するために、

目を閉じて、一人で解く手順などをつぶやいてみる方法です。

他人が見たらちょっと異様な光景ですが、

これは効果絶大です!!

2019.07.03 | ブログ , 吉根教室

お知らせでお茶を濁す(吉根教室)

タイトル通りで申し訳ありませんが、

吉根教室は、

6月28日(金)~7月1日(月)の間はお休みになります。

よって、残念ながら、

この間はブログの更新ができないorz

(orz←これの意味がわかる現代っ子はいないかもしれない)

 

まあ、こればかりは仕方ないですね。。。

とはいえ、

毎日更新することを目標にしていたので、

毎日分の更新はしたい!

ということで、

ここからブログ記事を連投したいと思います♪

 

ところで、

「お茶を濁す」という、ことわざを知っていますか?

意味は、

「いいかげんなことや適当なことを言ったりしたりして、一時しのぎにその場を取り繕うこと。」

ですね。

まさに今回のブログみたいな状態です(苦笑)

(お知らせを利用して1回分のブログに仕立てようとしています。。。)

お茶を濁すついでに、

語源(言葉の成り立ち)を調べてみました。

すると、お茶を濁すの語源は、

「茶道の作法をよく知らない者が程よく茶を濁らせて、それらしい抹茶に見えるよう取り繕うことから生まれた言葉」

らしいです。

なんか面白いですね。

英単語などもそうですが、

テストのために覚えることわざも、

その由来を調べたりすると、ちょっと面白くて、

その方が勉強になります。

ぜひ試してみてください!

2019.06.27 | ブログ , 吉根教室

テスト直前にはどんな勉強をするべきか(吉根教室)

毎年そうですが、

虫が少しずつ大きくなってきましたね(苦笑)

ついに今年もカナブンやカメムシが姿を現し始めました。

カメムシはちょっと厄介です。

過去にはカブトムシが教室の前を闊歩していました。

守山区は恐るべしです(笑)

蚊もだんだんと増えてきますが、

「蚊がいなくなるスプレー」ってご存じですか?

あれ、すごいですよ。

たしかに蚊がいなくなります。

ペットがいても大丈夫みたいなので、

ぜひ使ってみてください!

 

さて、

テスト直前の勉強って、

たまにどんなことをしようかちょっと悩みませんか?

以前にも書いたことがあるテーマですが、

意識して欲しいのは、

「点検」と「調整」です。

はっきり言って、

直前にできることは限られています。

冷たい言い方かもしれませんが、

直前の詰め込み勉強ではそんなに差はつかないです。

直前までよほど何も勉強していない状態なら、

とにかく暗記モノを中心に時間の許す限り覚えて、

学校のワーク類を解きまくりましょう!

となりますが、これはそもそもオススメしません。

ならば、

直前は何をするべきか?

まずは自分に問いかけましょう。

自分の仕上がり具合はどうかを。

抜けがないかどうかを。

つまりは点検です。

今まで解いた問題や、

覚えたものを順番に、

限りなくスピーディーに振り返ります。

時間を掛けてはいけません。

その上で、

調整や整備を施しましょう。

解き直したはずの問題や覚え直したものが、

ちゃんと出来ていなかったら、

これはかなりの危険信号です。

目の前のテストだけでなく、

今後の勉強にも支障が出ます。

新しいことや特別なことに手を出すのではなく、

今までの道のりを振り返り、

完璧にすること。

これが大切です。

2019.06.26 | ブログ , 吉根教室

特訓は日曜日…2日目(吉根教室)

今日は中学生の期末テスト前、

しかも直前の特訓日2日目です。

内容は、

午前中に社会の勉強タイムを設けます。

これは少し戦略っぽいですが、

英語や数学は普段の積み重ねが最も影響する科目です。

直前にも勉強して、

無意味とは言いませんが、

感覚として、テスト1週間前には勝負がほとんどついている科目です。

(普段からの勉強が大事ですね。)

で、あるならば、

まずは、後回しになってしまっている可能性もある、

社会などの暗記中心科目の勉強時間を多めにしています。

ちなみに、

この社会の時間に、

「時事問題」対策も行います。

できれば、

これも普段から生徒たちには、

テレビでニュースを見ておいて欲しいですが、

なかなかニュースをきちんと確認している生徒はいません。。。

YouTuberには詳しくても、

世の中のニュースは全然知らないんですよね。。。

ということで、

事後的ではありますが、

注目のニュースを中心に問題を作成し、

一問一問のニュースをプチ解説します。

 

以前のブログでも触れていますが、

テスト直前だからと言って、

ほとんど特別なことはしません。

この日も、

前半は社会で限定しますが、

後半の勉強科目は原則自由です。

中3なら、

美術や保健体育などの科目も

きちんと勉強しておかなければいけないので、

それらの勉強もOKです!

各生徒がそれぞれの目的をもって、

それぞれの計画で勉強する。

能動的な勉強を促す方針こそ、

吉根教室のモットーです。

2019.06.23 | ブログ , 吉根教室

直観という感覚(吉根教室)

おっとっと、

いかんいかん。。。

1日1回はブログを更新するという自分ルールを秘かに立てていたのですが、

昨日はいろいろな出来事がぶわっと起こって更新を忘れました。

ということで、

今日は2本立てです。

7月初旬までは、

ブログを毎日更新しますね。

 

さて、

ちょうど今、小学6年生は円の面積を勉強しています。

最初の関門は、

何といっても面倒な小数の計算ですよね。

ここで計算力を問われるわけです。

きちんと順序立てて途中式を書くことは当然ですが、

今日は「直観」という感覚に触れたいと思います。

前提として、

国語の勉強をしましょう。

 

直感「推理を用いず、直接的に対象をとらえること」

直観「推理や考察によるのでなく、感覚によって物事をとらえること」

 

らしいです(笑)※国語辞典による答え。

ちょっとだけいろいろ考え方を加えて言い換えると、

 

直感とは、その名の通り何となく感じること。

直観とは、経験に基づく認識を前提にした、確実な瞬間的判断。(哲学でいう直観概念を参考)

 

こんな意味です。

算数や数学では後者である直観がものすごく大切な能力になります。

例えば、円の面積を求めようとして、

5×5×3.14=45.5

みたいな間違いをしている生徒がいますが、

このとき、

自分の答えが正答かどうかわからなくても、

明らかに間違いだとわかれば、

すぐに計算をやり直せるのです。

つまり、

5×5×3.14は、ざっくり計算すると5×5×3=75

これよりも答えは大きいはずだ!

このようなことが「直観」によって判断できるかどうか。

これはとても大きな実力差です。

自分が求めた答えを毎度確認するという習慣などで、

身に付けられると思いますが、

多くの計算を解いたりする中で、

コツとして僕は教えていますね。

解き方や公式暗記も大事ですが、

こういう感覚を生徒たちに伝えることを、

忘れないようにしています。

2019.06.21 | ブログ , 吉根教室

カバーを捨てれば偏差値が上がる(吉根教室)

勉強の効率を上げる方法はいくつもあります。

ちょっとしたことでも意外に勉強効果が上がり、

そういうことの積み重ねが大事だと思っています。

例えば、

本のカバー。

これは高校生によく言うのですが、

参考書、特に単語帳のカバーは、

はっきり言って邪魔です。

日本人は本のカバーを大事にする傾向にあるみたいで、

僕も持っているほとんどの本にはカバーが付いています。

ただ、自分が勉強のために使っている参考書類には、

カバーは付いていません。

これは、頻繁にその本を使っているとわかりますが、

カバーが何度もずれたり、はずれたり、折れ曲がったり、破れたりして、

とにかく本が読みづらくなります。

今一番使い込んでいる英単語帳は表紙もボロボロになり、

もちろんカバーはありません。

もはやカバーなんてあったらストレスで、そこまで使い倒せなかったかもしれませんね。

英単語帳を使う目的は、

「英単語を完璧に覚えること」です。

そのための勉強の最大限の効率化を考えましょう。

邪魔なものは削ぎ落とし、最善を尽くす。

そんな勉強を、

生徒たちにはしてもらいたいです。

2019.06.21 | ブログ , 吉根教室

微差の兆候(吉根教室)

エアコンを動かす日が多くなり、

ちょっと使い過ぎかなとか、

まだこんなに使うのは早いかなとか、

体に悪いかなとか、

いろいろ心配している今日この頃です(笑)

ちなみに、

夏場はエアコンで教室内は涼しくなりますが、

たまに寒いときもあります。

空調には気を付けていますが、

特に女子は夏でも上着を持って来ることを推奨しています。

男子でも冷たいエアコンの風が苦手ない人は持っておいた方がいいです。

 

さて、

授業で大事にしていることの一つに、

生徒たちの「表情」があります。

この仕事を10年以上していると、

というか、最初からこれには自信があって、

新人の頃に先輩に褒められたことがいい思い出ですが、

生徒たちの表情には生徒の「声」が表出します。

「これ難しいなあ。。。」

「うわ~、わかんねえ~。」

「ん?どういうこと?」

「へー、そうなんだ。」

「なるほど!そういうことか!」

こんな感情が、

実際に声に出していなくても、

表情をよく観ていれば、とてもよくわかります。

貴重な生徒の声です。

こういった声にならない声を精一杯拾うことは大切で、

きっと学校でも、

生徒たちに慕われている先生方は、

こういった生徒たちのちょっとした表情や雰囲気を見逃さないはずです。

生徒の変化はほとんど微差です。

いえ、

勉強における成長が微差なのかもしれません。

とにかく、この微差の差がとても重要だと考えています。

ちょっとした変化を見逃さず、すかさずフォローする。

良い変化はきちんと拾って褒める。

良くない変化はタイムラグを生まさず、すぐに声をかける。

生徒の微妙な小さな変化を、

常に大事にしていきたいと思う日々です。

2019.06.19 | ブログ , 吉根教室

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