お知らせ

小学生に塾は必要か?②(吉根教室)

前回は現実的な問題点から、

小学生からでも塾に通ってもいいのではないかな、

という意見を書きました。

まあ、

塾の先生としては普通の考えでしたね(笑)

今回も個人的にですが、

ちょっと方向性を変えて、

小学生でも塾に通っていいのではないかと、話しますね。

 

別に塾でなくてもいいですが、

できれば、

ちょっと厳しい習い事をして欲しいです。

厳しいというのは、

難しいとかではなくて、

教室の雰囲気に一定の緊張感があって、

そこに通っている人たちが、

何かを一所懸命に努力している。

そんな場所の習い事です。

これは、

 

非認知能力の養成

 

にとても効果的です。

非人認知能力とは、

「目標に向かって頑張る力、他の人とうまく関わる力、感情をコントロールする力」

などのことです。

学校でも十分に培われるものですが、

楽しさだけでどうにもならない環境として、

習い事の場は自制心や自立心が要求され、

より適した環境です。

となれば、

特に塾は最高の環境です。

親でもなければ学校の先生でもない大人と、

会話する頻度も多く、

遊びとはかけ離れた環境であるからこそ、

非認知能力を高めやすいのです。

非認知能力は、いわゆる「やる気」とも密接に関係していて、

小さい頃に身に付けておいた方がいい能力でしょう。

 

ということで、

吉根教室は小学生からの勉強も、

全力で指導しています!!

2019.06.18 | ブログ , 吉根教室

小学生に塾は必要か?①(吉根教室)

ちょっと前に、吉根教室の前の道で、

通りすがりのおばあちゃんに声を掛けられました。

そこから数十分。

教育談義の始まりです(笑)

いやー、

熱いんですよ、このおばあちゃん。

ご自分のお孫さんのことを心から心配しているのがよくわかります。

同時に、

息子さん夫婦(だったと記憶しています)の教育方針、

最近の学校教育について、

はたまた日本の教育はこれからどうなるのか?

などなど、、、

次から次へと話をされます。

一つの教育現場に立つ者として、

とても考えさせられる時間でした。

その中に、

「小学生から塾とやらに通わないといけないの?」

という質問がありました。

この疑問。

多くの保護者の方が持たれているのではないかと思います。

僕個人の意見ですが、

「必要ない」小学生が多かったと思います。

しかし、時代は変遷します。

例えば、

2020年から小学生は英語を中学生に負けないくらい勉強します。

英単語なら、

小学生で600~700語

中学生で1600~1800語

高校生で1800~2500語

の語彙レベルを要求するとも発表されています。

(※文部科学省による次期学習指導要領の改定案参照)

これはかなりハイレベルな内容です。

現在の中学生で1200語程度の語彙レベル内容なので、

大幅なレベルアップと言えます。

経験がある人なら誰もがわかりますが、

英単語の暗記というのはなかなか辛い勉強です。

そもそも暗記が苦手な小学生が増えている傾向もあるため、

このままだと中学生に上がる前に、

英語という1つの教科でさえ、大きな実力差がついた状態で、

進学することになります。

つまり、

現段階の予想では、今後ますます学力差がつく時期が早まると思われます。

当然ながら、

英語の勉強によって他の教科にも影響があるかもしれません。

英語!英語!英語が大事!

と叫んでいたら、他の教科が疎かになり得ます。

不安を煽るような言い方はあまりしたくないのが本音ですが、

これからの子供たちには非常にシビアな勉強カリキュラムが課されるのは必至です。

誰もが塾に通うべきなどとは到底思いませんが、

今後はより一層、

早い段階で「塾に通う」ということが、

選択肢の一つとして広まるかもしれません。

2019.06.17 | ブログ , 吉根教室

特訓は日曜日…1日目(吉根教室)

本日は、

中学生の期末テストへ向けたテスト特訓日。

朝から夜まで勉強集中モードです。

ちなみに、

日曜日の特訓は大体2回あります。

最初の日曜日は、

「理数特訓」です。

文字通り1日中、理科と数学だけを集中的に勉強します。

限定した教科を集中的に勉強する狙いについては、

過去のブログの「テスト対策論」でも触れていますので、

よかったらどうぞ。

中1~中3まで、全学年で理科と数学のみを勉強します。

主には、

期末テストのポイントになる単元の中で、

どちかといえば高得点へと繋がる問題、

やや難しいレベル以上の問題を中心に扱います。

ただし、

問題を解いた上で、

基本や標準レベルの問題が怪しい生徒も現れますので、

そういう場合は個別に振り返り、復習してもらいます。

数学は必然ですが、

理科は暗記と計算の2分野が混在するので、

理科が苦手な生徒には暗記部分の強化をまずはオススメします。

暗記部分を覚えたら、積極的に計算問題にチャレンジしましょう。

1つの目標をクリアしたら次のステップへ進む。

どのレベル層の生徒であれ、

現状に満足してはいけません。

数学でも理科でも、

計算問題、特に流行りの思考系の問題は苦手な人が多いところです。

また別の記事に改めて書きますが、

「解法や考え方をノートにまとめる」ことをオススメしています。

何でもかんでもノートまとめするのはオススメできませんが、

これは時間が多少かかりますが、効果ありです!

間違えた問題をノートに書き、

着眼点、発想の仕方、解法手順などをまとめておきます。

解き直すことが当然必要ですが、

頭でイメージしているものを言語化して可視化すると、

とてもスッキリして理解が進んだりします。

ぜひ実践してみてください!!

2019.06.16 | ブログ , 吉根教室

軽微な隙を突く②(吉根教室)

指導というと、

「生徒指導」とか「生活指導」というのがあります。

・遅刻をするな。

・忘れ物をするな。

・宿題をやってこい。

・服装を整えろ。

…とかでしょうか。

ちなみにこういうのも大事です。

勉強は机にかじりついていればできるものではありません。

自分をコントロールする力、

自律した姿勢が影響してくるので、

上記のようなことを改善するだけでも全然違ってきます。

では、

まさに勉強している目の前の生徒に対してなら、

どんな指導ができるでしょうか。

吉根教室でよくあるパターンだと、

「机上の状況」をよく指摘します。

椅子に座っている姿勢はよくあると思いますが、

机の上が機能美に優れているかは非常に大切です。

勉強が得意な生徒の机の上は、

実に整っています。

・筆箱や筆記用具は落ちにくい場所に配置。

・テキストとノートは利き腕で書きやすいように重ねる。

・模範解答集はすぐに取り出せるけれども見えない場所に置く。

・今すぐ必要のないものはカバンにしまってある。

こういうことができているかをチェックします。

次に、「ペン先」です。

生徒のペン先は口よりも真実を語ります。

自信がないときやわからないときは鈍く重いですし、

理解しているときは軽快です。

また、

こちらが事前に伝えている方法で進めているかも、

このときに一緒に確認します。

ノートの書き方や答え合わせも方法ですね。

 

本当はもっと他にあるのですが、

今回はここまで(笑)

堅苦しいマニュアルみたいに思われると残念ですが、

どんなことも作法を覚え、

作法を駆使すると面白さが見えてきます。

一人でも多くの生徒に、

誰でもできる一つの「道しるべ」を示せればいいなと思いながら、

日々の「指導」に力を注ぎます。

保護者の皆様には、

ぜひそんな、塾の「指導」にも目を向けて頂くと、

いい塾を見つけられるかもしれません。

2019.06.15 | ブログ , 吉根教室

軽微な隙を突く①(吉根教室)

そういえば、名古屋も梅雨入りしましたね。

これからは突然の雨に注意しないといけません。

あと、

虫ですね。

6月中は小さな虫が多い時期です。

吉根教室も毎年いろんな虫対策をしますが、

完全には彼らを排除できません。

強敵です(笑)

今年こそは勝利したい(?)

 

さて、

学習塾というと、

「授業」にばかり関心が集まったりしないでしょうか?

・わかりやすい授業をしてくれる。

・トコトン教えてくれる授業をしてくれる。

・全教科で授業があり、説明してくれる。

・映像授業がある。

・振替授業をしてくれる。

などなど。

たしかに授業は大事です。

生徒の関心や興味、意欲を刺激する役割が授業にはあります。

でもですね、

生徒たちが本当に実力を伸ばす瞬間は、

自分で教科書やテキストを読み、

暗記し、問題を解き、解き直している過程に訪れます。

よって、

どのように復習をするべきか、

どんな方法で勉強をするべきか、

これらの点を最大化できるように生徒たちを導くことが重要です。

いわゆる、

「指導」の部分です。

大げさかもしれませんが、

「授業」と「指導」はまったくの別物なのです。

2019.06.14 | ブログ , 吉根教室

壁を乗り越える(吉根教室)

夜、授業が終わって教室を出ると、

ちょっと遠くにある田んぼから、

カエルの鳴き声がしました。

しかも、大合唱。

文字通り、

カエルの歌が聞こえました(笑)

 

さて、

前回の1学期中間テスト、

生徒たちの成績が出揃ったので、

じっくりゆっくり、

問題用紙もみながら分析していました。

生徒たちにも問題の振り返りや、

反省点を考えることを言いますが、

指導する側としても反省しなければいけませんからね。

それで、

ふと計算してみたのですよ。

一番点数を伸ばした生徒はどれくらい伸ばしたのかを、

すると、、、

 

109点!!

 

これはすごいですね!

個人調べですが、

近隣のどの塾にもこれだけ伸ばした生徒はいないようです。

もちろん入塾したばかりの生徒ですが、

1回のテストで100点以上の上昇は素晴らしい。

しかも、

もう少しで五教科合計400点に迫る点数。

・・

・・・

とはいえ、

実はこれ、吉根教室ではよくあります。

もはや50点ぐらい伸びるのは普通です。

どこの塾でも数十点の得点上昇を宣伝しますが、

そんなのは当たり前。

吉根教室はそのさらに上を目指しています。

ですが、

がんばった生徒は偉いです。

自分の壁を乗り越えましたね。

自分の限界を超えた生徒はどこか表情すら力強いです。

とても嬉しく思います。

こんな得点の上昇は、

根本的な勉強方法をきちんと一つ一つ身に付けていく上の賜物です。

生徒が一人でも困らない勉強方法を今日も愚直に伝えます。

2019.06.13 | ブログ , 吉根教室

文房具は相棒(吉根教室)

長久手教室のブログに文房具の紹介がありましたね。

言われている通り、

暗記という勉強方法を考えてみてみても、

文房具1つで恐ろしく楽に、そしてスムーズに暗記できたりします。

何より好きな文房具を使って勉強すると、

嫌な勉強も少し楽しくなります。

些細なことですが、

どうしたら効果的に勉強できるかを工夫することは大事なことです。

文房具だけで勉強がモリモリ進んだら、

100円、200円高めの文房具を使うだけでテストの点数が良くなったら、

とてもオイシイ(笑)

実際、

勉強が得意な生徒は「こだわり」が強い傾向があるので、

文房具にもこだわっていたりします。

逆に、

おもちゃのような文房具を使っている生徒はちょっと心配になります。

なぜなら、

例えば、シャーペン。

数学では時間の都合上、早く筆記したいですが、

おもちゃのような文房具だと芯が折れやすかったり、

シャーペン自体が壊れやすかったりして、

それがテスト中だと困ってしまいます。

高級な文房具を推奨するわけではありませんが、

使いやすく、不都合が起きにくい文房具がオススメです。

うーん。。。

1つだけオススメのシャーペンを紹介しましょう!

 

ぺんてるの「スマッシュ」

 

いくつもありますが、

これはなかなかオススメです。

文房具は勉強の友、相棒ですからね。

最高の相棒を探してみてください。

2019.06.12 | ブログ , 吉根教室

おみやげ(吉根教室)

今年もこの時期がやって来ましたね。

「修学旅行」

ディズニーランドや東京散策など、

生徒たちにとって楽しいイベント。

宿泊場所での友との語らいも青春の1ページでしょう。

中3として、

非常に思い出深い行事の一つだとは思うので、

毎年生徒たちには、

「思いっきり楽しんで行ってこい!」

とか言っているんですが、

困ったことがあります。

それは、、、

 

帰ってきても勉強モードになかなかなれない。

 

そうなんですよね。。。

まあ、仕方ないんですが、

これだけが困りものです。

中間テストから期末テストへの時間が短いのが1学期。

すぐに勉強モードに切り替えるように事前に言ってありますが、

そんな簡単なものでもありません。

仕方ないので、

吉根教室では授業の熱量で毎年呼び戻します。

授業が白熱すれば、

それは生徒たちに必ず伝わりますからね。

今年も、

帰って来たその日に授業がありました。

素晴らしいのは、

ほとんどの生徒が出席!!

さすが中3です。偉いです。

でも、

みんなゾンビみたいな顔をしてこちらを見てきます。。。

疲れてますね(笑)

しかし、

ここからの現在完了の復習授業が終わる頃には、

たしかに疲れていますが、

だいぶ普段通りの集中力を見せていました。

 

そして、

今年も多くのお土産を頂きました。

ありがとうございます!!

また、

面白い土産話も聞きました。

ありがとうございました!!

時間がないので大変ですが、

ここから再び、

テストに向けてがんばりましょう!!

2019.06.11 | ブログ , 吉根教室

Beautiful Harmony(吉根教室)

ついにGWも終わりましたね。

長い休みの前はいろいろな楽しいことを想像して、

みんなワクワクしますが、

そういう時間はあっという間に過ぎ去り、

気付けば元の日常に戻っています。

日常に戻ることを嫌がる人もいますが、

僕は嬉しく思います。

いつもの日々に普通に戻れたことを。

そして、

そんな普通の日々を豊かに彩るべく、

工夫するチャンスに恵まれたことを。。。

 

さて、

気付いたら「令和」ですね(笑)

みんなが連呼するので、もはや何も感動がありませんが、

元号の変わり目に立ち会えたことは光栄なことかなと思います。

令和はアルファベット表記だと、

「Reiwa」

と書くみたいですね。

頭文字はLではなくRのようです。

また、

海外向けに令和の意味合いを説明するための表現としては、

「Beautiful Harmony」

の意味だとするのが公式のようです。

(※外務省の発表によるもの)

令の字の読みの一つの「りょう」=「良」の意味から、「good」

和は文字通り「調和」の意味で、「Harmony」

より、当初は「Good Harmony」かと思われましたが、

令(良)→「美しき良い心」という解釈により、

「Beautiful」になったようです。

僕の友人が、

「令は冷たいイメージがするなあ」という感想を言っていました。

何事も考えようですね(笑)

いずれ令和にも慣れるでしょう。

生徒たちには、

令和の意味から、天皇陛下の「即位の儀」についての話をしました。

時事問題対策ということもありますが、

日本の古き伝統についても

生徒たちには知っておいて欲しいと思います。

2019.05.09 | 吉根教室

原理原則と思考回路(吉根教室)

春もそろそろ終わりですね。

家の近くの桜並木も

完全に青々としてしまい、

ちょっと寂しいこの頃です。

 

さて、

突然ですが、「海陸風」って知っていますか?笑

中2理科の天気の単元で勉強する内容です。

海に面した地域では、

昼間には陸地の方が海の上よりも気温が高まりやすく、

それにより陸地側の空気が膨張して上空へ上昇、

すると上昇気流が発生し、

陸地は低気圧、海上は高気圧という気圧配置になります。

風は高気圧→低気圧へと吹くので、

海から陸へと風が吹く=「海風」が発生します。

同じように、

夜には逆に、陸から海へと風が吹く=「陸風」が起きます。

ちょっと簡単な説明ですが、これが「海陸風」という現象です。

全国の高校入試問題でも近年よく出題される内容で、

このメカニズム(仕組み)を理解することが大切です。

同様に他教科でも、

このようなメカニズム、原理原則といった、

根本的な内容の理解から目を背けてはいけません。

これは別に勉強に関してだけでなく、

普段の生活の中でも、

「どうしてそうなるんだろう?」

「何でそんなことが起きるんだろう?」

というような疑問を持ち、

原因や理由を考える思考は非常に大切です。

吉根教室では、

時に1問の問題解説に1時間以上を費やし、

根本的な原理の理解、

というより、

そもそも何が根本なのか?

というところから考える授業を展開します。

例えば上記の海陸風の解説ならば、

暖められた空気が膨張する仕組みから説明します。

生徒全員に

単に覚えるという行為にも、

普段から原理原則や原因、理由を付した思考回路で、

物事を捉えて欲しいなと願うばかりです。

2019.04.25 | ブログ , 吉根教室

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