自転車と数学(神丘教室)
こんにちは。天野です。
今日は少し塾講師らしく数学の勉強の話です。
僕は数学ができるようになるとは、自転車に乗れるようになるようなものだと思っています。
自転車を乗っている人で、乗り方を意識して考えながら乗る人っていないですよね。
「次に右足を前に出して、今度は左足を出して、右に曲がりたいからハンドルを傾けて重心を・・・」
なんて考えている人は自転車乗れてるとは到底いえないし、たぶん乗れないんです。
でも最初から自転車に乗れる人なんていません。
最初のうちはたくさんコケながら、バランスのとり方や足の出し方を自然と身につけていきますよね。
数学ができるようになる
というのは、まさに同じようなことだと思います。
例えば二次方程式の解き方を覚える。
解き方自体は案外簡単なものです。
「左辺を因数分解する」「因数分解できない場合は解の公式を使う」
「x^2 = 定数 の形だったら平方根を考える」
一つ一つ解き方を理解するのは実は簡単なはずなんです。
でも数学の場合、解き方を理解する=できるようになる、ではないんです。
自転車で乗り方を理解したから、乗れるようになるなんて考える人はいませんよね。
同じように解き方を理解したと思ったら、何より大切なことは「実際に自分でやってみて、できるか確かめる」ことなんです。
自転車の練習のように、たくさんコケて、足をすりむきながらも、めげずに練習するように、数学の問題もたくさんミスしながら、めげずに手と頭を動かしながら、できるようになっていくものです。
でも普段教えていると意外と「理解したからできている」と考えている人はけっこう多いです。
理解していても手と頭を動かして自分でやれるようにならないと、できるようになったとは言えないのです。
だからこそ反復練習が大切なんですね。
反復練習を重ねていくと何も考えずに自転車でスイスイと進めるように、数学の問題も息をするように解けるようになります。
特に基本の計算問題であれば、考えずに勝手に手が動くという境地までもっていけるとベストですね。
ちなみに僕は学生時代から考えるとかれこれ20年以上数学が好きで、特に高校受験レベルであれば何十年間の入試問題を見てきたので、
ほとんどの問題は見た瞬間に解法、解き方の道筋がわかるようになってきました。
そうして思うのは、やはり数学は才能などではなく努力や経験値がものをいうものだと思います。
どんなに難しく見える問題でも、ある程度パターンがあり、自分の中で解いたことあるパターンの問題であれば、同じようにして解けるんです。
数学ができる人、というのはそうした解法やパターンの経験値が豊富な人だと思います。
なのでどうか、ひらめきやセンスなどで数学ができないと決めつけないでほしいですね。
たゆまぬ努力と反復練習で、少しずつ積み重ねていき、自分の中にあらゆる解法パターンと経験を蓄積することで、数学はできていきます。
数学ができる人は自然とそれをやっていることが多いです。
もちろん記憶力や得意・不得意で差はありますが、苦手な人であっても、人と比べずに自分のなかでできることを増やしていければ良いんです。
少しずつ、コツコツと。
そんなことを思いながら普段数学を教えてたりします。
自転車で転んで涙目になりながら、練習する少年のように、ぜひ数学を勉強してほしいものですね。
ちなみに僕は自転車通勤です。










