マッチ(神丘教室)
破田野です。
マッチを使ったことありますか?
なぜこんなことを聞いたかというと今日が「マッチの日」だからです。
1948年のこの日に日本マッチ工業会が設立されたことにちなんで制定されたそうですよ。
「えっ、マッチ……? あの小さくて木でできたやつ?」
「マッチ売りの少女?」
「使ったことないし、ドラマやアニメでしか見たことないかも!」
そんな声が聞こえてきそうですね。
確かに最近はご家庭でもIHが主流になり、学校の実験でも点火用ライターを使うことが増えたので、日常でマッチを見る機会は本当に少なくなりました。
でも、大人方なら、きっと一度は触った思い出があるはずです。
家のお仏壇でお線香をあげるとき。
小さな箱から1本取り出して、横のガサガサした部分に擦りつける。
「シュッ……」という擦れ感。
次の瞬間に「ボッ!」と音を立てて、小さな木片の先からオレンジ色のあたたかい光がパッと立ち上る。
あの独特の手ごたえ、かすかな香ばしいにおい、そして指先にほんのり伝わる熱。
マッチって、ただ火をつける道具という以上に、どこかわくわくする「魔法のような瞬間」を持っていますよね。
なぜ今日、この「マッチ」のお話をしたのか。
それは、私たちの「心」や「日常」も、すごくマッチに似ていると思ったからです。
毎日を過ごしていると、どうしても心がモヤモヤしたり、「なんか不完全燃焼だなあ」「自分なんて…」と気持ちが縮こまってしまう日ってありますよね。
「もっと自分らしく輝きたい」
「あの目標を達成してみたい」
「本当は、もっとカッコいい自分になりたい!」
胸の奥にそんな温かい想いや熱いポテンシャルを秘めているのに、どうやって火をつければいいかわからなくて、箱の中でじっと眠ったままになっている。そんな経験はありませんか?
でもね、覚えていてほしいことがあります。
どれだけ性能が良いマッチでも、箱の中で待っているだけでは絶対に火はつきません。
「いつか誰かが火をつけてくれるかな」「勝手に燃え上がらないかな」と念じていても、暗闇は暗いままです。
人生の景色をガラリと変えて、自分の心にドカンと大きな火を灯すために必要なのは、いつだって「たった1回のシュッ!」という小さな行動だけと思います。
例えば、ずっとやりたかったことに、思い切って1分だけ手をつけてみるとか、「自分ならできる」と、鏡の前で声に出してみるとか、誰かの真似ではなく、自分の言葉で想いをノートに書いてみる、いつもと違う道を、少し胸を張って歩いてみる
このほんの少しの勇気や、小さく踏み出す一歩こそが、マッチを擦る「シュッ!」の瞬間だと思います。
最初は「こんな小さなことで変わるのかな?」と思うかもしれません。
でも、擦られた瞬間に「ボッ!」と点火して、一気に自分の周りを明るく照らし出すように、人間の気持ちも小さなアクションひとつで一気に熱く燃え上がることができます。
一瞬の「シュッ!」が持つパワーは、あなたが思っている以上に絶大です。
その小さな火は、あなたの表情を明るくし、不安を吹き飛ばし、気づけば周りの人の心まで温める大きなエネルギーに変わっていきます。
誰の心の中にも、まだ使われていない情熱のマッチが何本も眠っています。
「まだ見ぬ自分に出会いたい」
「自分の限界を突破してみたい」
そう思ったときが、最高のタイミング。
小さくてもいい。下手くそでもいい。
ためらわずに、自分の手で心のマッチを「シュッ!」と擦ってみませんか?
小さな火花が散ったその瞬間から、世界は間違いなく、今よりずっと明るく輝き始めるでしょう。
自分の可能性を信じて、今日も心に熱い火を灯していきましょう!









