失敗(神丘教室)
神丘の大野です。
今週、健康診断を受診するためとある病院へ。
問診表やあらかじめ採取していた検体などを提出し待合で待っていると受診へと案内される。
受診用の衣服(上着がめくれやすくなっているもの)に着替えて受診。
血圧を測り、肺のレントゲンを撮影し、いざバリウム検査へ。
説明しよう。バリウム検査とは食道、胃、十二指腸の病気を発見するための検査である。
まず発泡剤を飲んでゲップを我慢しなければならない。
胃を炭酸ガスで膨らませるために飲むのだが、まずこれがつらい。
炭酸ジュースを一気飲みしてゲップを我慢すると想像してください・・・
我慢できないと発泡剤をさらに追加される。
私は3年に1度くらい追加される。今回はセーフ。
次にバリウムという白い液体上のものを一気に飲む。
バリウムとは、X線を吸収する性質を持つ鉱物らしいです。
このバリウムを飲んで胃の内部に広げ、レントゲン写真で食道、胃、十二指腸を調べられます。
さらに検査台で仰向けやうつ伏せなど、ぐるぐる体の向きを変えながらレントゲン撮影。
まだ回転するだけならいいが少しだけ逆さにならなければならない時があり、
自分の体重を手すりを持って支えなければならない。
体重がそれなりにあるのでこれがまたつらい。
検査を終えるとうがいをし、口の中を洗浄するのだがなかなかバリウムの味が取れない
(バニラ味のような感じである)
身長体重測定、視力検査、最後に血液検査。
採血するために看護師さんに注射針を刺される。
最初痛みは全くなかったのだが、後半少しだけ痛みがあった。
だが、それほど気にすることなかったが
最後針を抜くときに看護師さんが
「すみません。痛かったですよね。少し針がずれてしまったので内出血を起こすかもしれません。」
自分のミスをすぐに謝る姿勢は素晴らしいと思いつつ、
「あぁ、そうですか。わかりました。」とその場は返答したのだが
もう少し言いようもあったのではないかと。
その時はまだ何の変化もなく止血帯をしてもらい終了。
翌日看護師さんの予見した通り、内出血していました。
たぶんその場で何も言わなければそのまま終わっていたであろうことなのに、
自分の非を認め謝罪するという看護師さん。素晴らしいなと改めて思いました。
2025/10/24









