好きな食べ物(神丘教室)
破田野です。
7月8日は「チキン南蛮の日」と言われています。
理由はシンプルで、「7(なん)8(ばん)」の語呂合わせです。こういう“そのまま読めばわかる系の記念日”は、ちょっとだけゆるくて覚えやすいところがあります。
チキン南蛮といえば、甘酢だれとタルタルソースが特徴の鶏料理で、宮崎県のご当地グルメとしても知られています。
チキン南蛮
揚げた鶏に甘酢、その上にタルタルソースという組み合わせは、冷静に考えるとかなり情報量が多い料理です。普通なら別々でも成立しそうなものを全部まとめてしまっているのに、食べるとちゃんと一つの料理として完成しているのが面白いところです。
ちなみにチキン南蛮は、昔一時期かなりハマっていた料理でした。
実家に帰ると高確率で出てくるメニューでもあって、特別な日に登場するというよりは、わりと日常の中に自然にいる存在でした。
そのせいか、出てくると少し安心する一方で、「またこれか」と思う瞬間もあったりして、それでも結局しっかり食べてしまう、そんなポジションの料理でした。
同じ料理でも、「よく出てくるもの」というだけで少し特別な記憶になっていくのが不思議なところです。
今はというと、どちらかというと餃子のほうが好きになっています。
餃子は餃子で、焼き加減、皮のパリッと感、中の具のバランス、タレの組み合わせなど、ちょっとした違いで印象が変わるのが面白いところです。同じ“餃子”でも店や家によって
別物のように感じることもあります。
シンプルそうに見えて、意外と奥が深い食べ物です。
そして地元の話をすると、名古屋出身だけど、名古屋名物を日常的にがっつり食べていたかというと、実はそうでもありません。
家でよく食べていたのは、むしろ袋麺の味噌煮込みうどんだったりして、「名古屋といえばこれ!」というイメージとは少し違う生活をしていた気がします。
外から見た“ご当地のイメージ”と、実際にその中で暮らしている人の食べ物って、意外とズレているものです。
ただ、そういう話をしていると、ふと「味噌カツをちゃんと食べに矢場町の方へ行きたいかも」と思ったりもします。
ただ最近久々に、味噌だれを購入したので家で作って食べたくなりますが・・・
知っているけどまだちゃんと行っていないものとか、名前はよく聞くけど実物にはあまり触れていないものって、意外とそのまま時間だけ過ぎていくことがあります。
でも逆に言えば、「いつか行こう」と思っているものがあるのも、それはそれで悪くない気もします。
こうやって考えると、食べ物の好みって単純なようで、けっこう環境やタイミング、記憶に左右されている気がします。
昔よく食べていたものがそのままずっと好きなこともあれば、気づいたら別のものに移っていることもあります。でもどれも、その時の自分にはちゃんと理由があって選ばれていたものなんだと思います。
そして少し面白いのは、「今の自分の好み」を作っているのが、過去の食事や日常の積み重ねだということです。
7月8日、「チキン南蛮の日」。
今日はちょっとだけ、昔好きだった食べ物と今好きな食べ物、そして「そのうち行きたい場所」を並べてみると、自分の変化がゆるく見えてくる日かもしれません。









