「こだわり」と「基準線」(長久手教室)
僕がたまに行くお店のバーテンダーさんとのお話を
今日は書いていこうかなと。
そのバーテンダーさんは僕より少し年上の方で
これまではわいわいトークを楽しんでいたのですが
ここ最近僕が仕事の話ばかりするので
もっぱら真面目な話(^^)/
先月の終わりに行った時も仕事繋がりの
真面目な話をしていたのですが、
そこでしたお話がとても印象に残っています。
「飲食店の店員というのはお酒や
ご飯を作ってお客に提供する。
お客とお話をする。
これが仕事と言えば仕事なんだけど
それだけでは僕は仕事と呼べない。
やって当然なんだよね。
僕はお客さんの目を見て、悩みがありそうなら
こちらから気づいてあげて、聞く。
今まで数えきれない数のお客さんと相対してきて、
色々な話をしてきた経験で、悩みを少しでも
解消してあげる。 これが飲食店員の仕事。」
とおっしゃっていました。
激しく共感です。
僕も業種は違えどほぼ同じ考え方をしているので
なんだか嬉しくなりました(^^)/
僕も塾講師は、授業をする、勉強法を教える、
わからない所をわかるようにさせるのは当然。
そのやって当たり前以外をどれだけやれるか。
どれだけ追求できるかが大事だと思っています。
僕の場合、長久手教室の自己紹介でも触れていますが
「充分な量で質の良い努力」ができる事。
「自発的な行動力と思考力」を身につける事。
「一般的常識力」を身につける事。
この3つの力を、塾卒業の日までに
手に入れてもらう事にこだわっています。
そこに自分の仕事としての「基準線」を引いています。
この3つの力が備わっていれば
壁にぶつかっても越えていけると思うんです。
幸せに生きていけると思うんです。
だからしつこくしつこく伝えたり、
説教する事が増えていくわけです。
卒業後、
「あの時の言葉、忘れていません。」
「あの時、あぁやって厳しく伝えてくれたから
今自分は頑張れています。」
という事を言ってくれる子がいますが、
堪らない。 嬉しくてしょうがない。
「言って良かった。」って心から思えます。
嫌われるのなんて怖がらず、全力でぶつかった結果。
まぁ嫌われるのを怖がって、顔色うかがうなんて
僕からしたらナンセンスですから(笑)
いつまでも自分の中でこだわりを持ち続け、
自分の中で引いている基準線が、浅い位置に
ならないように走り続けます。
授業再開初日から暑苦しい感じで
お送りしました(^^)/笑
ではでは。
2019.08.19 | 長久手教室