子供の「なんで?」に対しての正しいアンサーは?(長久手教室)
何年か前の事です。
知人と飲食店でご飯を食べている時に
隣のテーブルに座っていた子供の
声が耳に入ってきました。
「ねーなんでダメなの?」
子供の「なんで?」、あるあるですね。
子育てあるあるなんだろうなー
なんて答えるのかなーなんて思い、
お母さんの返答を聞いてみる事に。
「ダメって言ったらダメ!」
あぁー言っちゃった(;・∀・)
って思いました(笑)
子供の「なんで」を解決するのって
保護者的には面倒な事なのかもしれません。
子供がいない僕にはわからないので
何とも言えません。
が、僕の中では最もマズイ返答です。
この子は、なんでダメなのか聞いてるんですよね。
理由を問いかけてるんです。
それなのに、「ダメって言ったらダメ!」
と言ってしまうと理由がわからないまま
そこで終わってしまいます。
こう答えてしまうとどんどん子供が
聞くのをやめていくと思うんです。
16歳から教える立場にいたので、
この時だけではなく何度も同じような
現場を見てきました。
その上で自分の中で正しいと思う
返答があります。
「なんでだと思う?」
と聞き返せばいいんじゃないでしょうか(^^)/
そうすると子供は自分で考えますよね。
この「自分で考える」という事が
子供の成長の上で大事な事の一つだと
思うんです。
また、考えさせて言葉を発するように
誘導する事で、言葉を話す練習にもなるし
お母さんとのコミュニケーションの機会にも
なります。
良い事ずくめだと思いません(^^)/?
うちは母親にそう育てられたので、
僕も姉もめちゃくちゃ喋ります(笑)
それは幼い頃から自分で考え、言葉を発する練習を
母親と何度もしたからだと思っています。
中学生くらいだとこういう機会も
減ってくると思いますが、
お子様に「なんで?」と聞かれたら
「なんでだと思う?」と聞き返して
みて欲しいです(^^)/
今日はこの辺で。
ではでは。
2022.02.02 | 長久手教室