嬉しいやら驚きやら。(長久手教室)
先月の1ヶ月間、体験授業を受けていた
中学生の話です。
その子は元々、他塾に通っていたのですが
そこでの指導が合わなかったので
塾に行きたがらず、やる気が下がって
しまったという生徒でした。
塾は合う合わないはどうしてもあるので、
珍しい話ではありません。
なのでその生徒の性格を分析した上で、
やる気が戻るように気を使いながら
指導にあたりました。
1ヶ月間でやる気も戻ってきた様子で
楽しそうに通塾出来るようになり、
無事入塾しました(^^)/
その際に通っていた塾がどう合わなかったのか
聞いてみる事に。
個別指導の塾だったそうなのですが
質問をしても教えてくれなかったとの事。
自分で調べなさいというスタンスの
塾だったようですね。
それ自体は僕も賛成ですし、そもそもうちは
そういう塾です。
質問する前に自分で調べる。
質問をしてもヒントを教える。
というシステムなのでこの塾さんの
考え方はよくわかります。
話を聞く限り、まずかったのは「調べ方」
を伝えなかった所かな、と。
うちは教科ごとに何を使って、どう調べれば良いのか
迷わないように誘導しています。
ただ漠然と、「わからなかったら調べて!」だと
戸惑う子は多いと思います。
まずは具体的な指示とやり方の伝授。
これは外せません。
ここを伝えずに漠然とした指示だけだったので、
調べ方がわからないけど聞いても教えてくれない、
だから聞きたくない、わからないから勉強もつまらない、
先生への不満が募る、なんて流れだったのかな、と予想。
とりあえず楽しく通塾しているようで良かった~
なんて思っていた先日。
その生徒から質問がありました。
社会でわからなかった語句を
まとめて聞いてきました。
10個くらい(笑)
生徒との付き合いの長さやその子の性格、
状況なんかを考えて質問対応は変えます。
調べてもらうよりも答えてあげた方が良いと
判断したので、紙にささっとまとめる事に。
語句の意味を答える時に意識をしているのは
なるべくイメージしやすいように説明する事と
誰でもわかる言葉を使用する事です。
国司→今でいう県知事のような人
即位→王様になる事
みたいな(´▽`*)
他学年の授業中だったので、5分くらい待たせましたが
分からなかった語句を一覧にしてまとめました。
僕としてはよくやっている事なのですが、
とても嬉しかったそうで(´▽`*)
その日の夜にお母様からお礼のLINEが届いたのですが、
泣きそうになるくらい感動してくれたそうです。
嬉しいやら驚きやら(笑)
入塾して良かったと感じてくれていると
嬉しいですね(^^)/
塾はわからない所をわかるようにする場所です。
ちゃんとわかるように誘導するから
なんでも聞いておいでね♬
ほっこりした話でお送りしました。
ではでは。