暗記のコツ②ー2(香久山教室)
香久山教室の堀です。
さて、早速ですが前回の続きです!
前回はコチラ
「覚えるためのネタを決めて覚える」+「そのネタを使って覚えているか確認を繰り返す」が重要だ!って言っておいて、
「覚えるためのネタを決めて覚える」の説明で終わってしまいました、、、。
本日は「そのネタを使って覚えているか確認を繰り返す」の説明です!
簡単に言うと「自分で確認テストをする」ということです。
確認テストをすることによって初めて「覚えられているか」「覚えられていないか」の判断が下せるわけですからね。
「ネタを決めて覚える」という作業だけではその判断ができませんよね。
なので、必ずテストしましょう!!
やり方は簡単です。ノートに下記のように問題を書いて、それに答えるだけ!
January:
February:
March:
April:
May:
June:
July:
August:
September:
October:
November:
December:
※このテストを何度も再利用できるように、答えを書き込まないことが大切です!
確認テストを解くにあたって、誤解が無いように伝えておきます。
テストといっても、この確認テストは「覚えられているか」「覚えられていないか」の判断をするためのテストです!
多くの人がテストといったらイメージをする「定期テスト」とはまったく種類が違います。
なんとこれは「間違いが許されるテスト」なのです!!!
どうですか?衝撃が走りましたか?笑
はじめのうちは、あまり正解できなくても、「この問題がまだ覚えられていないことがわかった!」
ということが良い収穫となるので、点数はそこまで気にしなくて大丈夫です。
「とりあえず、今のところどれだけ覚えられたかやってみるか!」
という軽いノリでチャレンジしてください。
ゲームでも、とりあえずプレーしてみて操作性などの感覚をつかみ、失敗を繰り返しながら徐々にうまくなっていきますよね?
プレーをはじめたばかりのころに操作性がよくわからなくて失敗して、それに絶望し、自分はゲームに向いてないんだ、、、、、
ゲームなんて二度とやるもんかー!!!ってならないですよね?笑
それと同じです。
勉強も失敗しながら操作性をつかんでください!徐々にうまくなりますよ!
ついつい勉強になると、この確認テストの結果に怯えて、避けてしまっている生徒が少なからずいます。
まぁ気持ちはわかりますけどね、、、
徐々に覚えていけばいいんだ!と、良い意味で楽観的に取り組んでみてください。
確認テストをするにあたって注意点があります。
それは「ネタを使って答えること」です。
正解したならなんでもいいじゃん!と思うかもしれませんが、それでは暗記がされにくいのです。
「暗記ができている」とは「正解し続けられること」です。
「その場だけの記憶」と、しっかり区別しなければいけません。
なんとなく答えられて正解した問題は、「その場だけの記憶」の可能性が高いです。
ネタを使って正解した問題は、「その場だけの記憶」の可能性がぐっと下がります。
ネタを使って、脳内から安定的に記憶を引っ張り出せるわけですからね。
釣りで例えると、
なんとなく正解は、「釣り針のみで釣りしている」
ネタありで正解は、「釣り針にエサをつけて釣りをしている」
状態です。どちらが「意図的によく釣れるか」は説明不要でしょう。
もうひとつ注意点です。
数回繰り返すと満点が取れると思うのですが、満点が取れてからも必ず確認テストはやり続けてください。
「暗記ができている」は「正解し続けられられること」です。
正解し続けられることは、テストを続けないと確認不可能ですよね!
覚えたてのころは、毎日。
満点を連続3回取れたら1日おきに。
さらに満点を連続3回取れたら2~3日おきに。
といういうように具体的なルールを決めて、少しずつ空白の時間を広くしながらやるといいと思います。
間違えた問題は、しっかりとネタを覚えるところからやり直してくださいね。
長くなったので、最後にまとめます。
「覚えるためのネタを決めて覚える」+「そのネタを使って覚えているか確認を繰り返す」のまとめ
① 覚えるためのネタを決めて覚える!※ネタが見つからなくてもいいから考えてみよう!
② ある程度ネタを決めて、覚えられたかなと思ったら確認テスト!
※ネタを使って答えてね。
③間違えた問題・答えられなかった問題は、今一度、ネタと一緒に覚えよう!
④満点が取れるまで②③を繰り返してね!
※ゲームでいう操作性の感覚をつかんでいるのと一緒!軽いノリでやろう!
⑤一度満点が取れたら、3回連続満点を目指そう!テストとテストの間は3~4時間空けるとよい!
⑥3回連続で満点が取れたら、1日おきに「いきなり」テストをしてみよう!
※事前に予習をしたら意味ないよ!
※間違えたら③に戻ろう!
⑦さらに3回連続で満点がとれたら、2~3日空けていきなりテストしてみよう!
こんな感じでしょうか。
⑦番まで到達すれば、結構覚えられていると思います。
ですが、暗記に終わりはありません!定期的に「正解し続けられること」を確認しましょう!
定期的に確認するコツはまた後日記事にできたらなと思います。
ではまた!