喋らなくても周りは気が散る①(長久手教室)
今週はテスト返却週で先週まで毎日
テスト対策の授業だったので、
中学生は金曜日のみ授業です。
(プラスどこかで1コマ自習)
毎回金曜日に行う内容は、
テストの回収と今回のテストの反省会が
メインになります。
あとは個々で気になるところが
あった子については、
別で話をします。
勉強面で気になるところがあるのは
問題ないんですよ。
問題は勉強以外の面。
授業中や自習中での取り組み態度、
個別で約束事があった子は
守れたかどうか、
提出物の期限などなど。
今回も数名、話をしなくては
いけない生徒がいます。
その中に入塾してから今まで
何も言われていない子が
1名含まれています。
テスト対策の終盤での事。
長久手教室は2階建てで、
1階の広い部屋と2階の広い部屋で
それぞれ授業を行います。
コピー機は1階にあるので、
2回で授業を行っていて、
急遽コピーが必要になった時などは
少し席を外す事になります。
それ以外で部屋に講師がいないのは
自習時のみです。
その日の授業が終わり、
残って自習をしている子たちが
ちらほらいる時間。
僕の教室長としての仕事の一つに
それぞれの部屋を見回って、
集中をしていない子たちに
圧をかける、というのが
あると思っています。
僕が見回る事で、
(やべ、ちゃんとやんないと!)
って思わせる為です。
他の部屋を全て見回り、
最後に一番奥の2階の部屋に入った時です。
(ん? なんか空気が淀んでんな)
部屋に入った時点でそう感じました。
どんな能力やねん!って思うかもしれませんが、
常に教室の雰囲気や空気に意識を向けてると
何となく普段の集中している空気と
違うなぁと感じるもんですよ。
過去にもありましたね。
今回は下のブログの時と似ている
空気の淀みでした。
要するに複数名が喋っていたわけではなく
誰かが原因で周りの子が集中できていない
パターンです。
というかもし誰かが喋っていたら
大体ほかの子が注意しますし(^^)/
とりあえず前に立って
状況を観察する事にしました。
すぐに明らかに集中できていない
生徒が数名いる事がわかりました。
その子たちはうちでもトップクラスに
真面目な子たちで、これまでに
湊が説教をした事など一度もない子たち。
この子たちが原因ではないな、
と判断し観察していました。
しばらく見ていると、その子達の目線が
ある生徒の方にやたら向く事に
気が付きました。
(なるほどね、この子か)
自分の中でもこの生徒なんじゃないかと
予想していたのでやっぱりか、という感じ。
もちろんそう思う要因があります。
入塾してから結構な時間が経ちましたが、
その子は今まで不真面目な子だと
思った事はありません。
ただ、過去に他の生徒から聞いた話的には
いつか何かしらあるかもとは思っていました。
また、ここ最近時間にルーズになっているのは
気になっていました。
19時ぴったりに教室に着く事が
増えていたためです。
入塾してから時間が経って
塾にも慣れてきて、
少し緩んできているな、と。
さぁ話は戻り、その生徒。
数名の子達からちらちら見られていますが
特に問題があるように感じません。
んーこれは多分、僕がいない間は
ほぼ何もやらずにボーっとしていて
僕がいる時だけ勉強している感を
出すパターンですね。
ボーっとしていて集中していない子は
よく体が動きます。
その動作が大きいので
周りが気になっている、
また、真面目で勉強に対しての
モチベーションが高い子たちなので
(何でやらないの?)
と気になってしまっているのではと
推測しました。
ここまで推測したところで、
最も効果的な対応を考えています。
お、かなり長くなってしまいました。
続きは明日(^^)/
ではでは。
2021.02.23 | 長久手教室