夏を感じるもの(高針台教室)
今日、ある小学生がお母さんと一緒に学校から育てた野菜を持って帰っているところを見かけました。
すごく立派に育ったきゅうりをビニール袋に入れて手に持ち、うきうきで帰っている小学生。
ぼくはこの光景をみるとなんだか、夏が来たんだなあ、という気がします。
僕が以前働いていた小学校では、屋上に野菜を育てる場所があり、
朝の会が始まるまでに、水をあげておいてね、というシステムでした。
ぎりぎりに登校する子は、自分の用意もほどほどに水をあげにいってました。
「あげないと枯れちゃうから!」「今日暑いからいっぱいあげるんだ!」
と屋上めがけて走り出してしまいます。
そのくせそれに満足して自分の準備はだらだらやるもんですから、
「まず自分の準備をしましょう」「朝あげれなかったら放課にあげにいこうね」などと
声をかけていたのを鮮明に思い出しました。めちゃくちゃブーブー言われましたが(笑)
とてもあわただしい日常でした。
子供にとってはそれだけ必死になるものなのだと痛感しました。
この気持ちは尊重してあげなくてはなりません。
教員も野菜を枯らさないように必死でした。
それが枯れてしまうと生活の授業、理科の授業が頓挫してしまいますからね。
放課後に水をちゃんと上げていない子や休んだ子をチェックし、植木鉢に水をあげていく。
休みの日には、土日に学校に行く先生に頼んでおく。
これが普段わりとずぼらな僕にとっては結構な苦痛でした。
しかもちゃんと水をあげていない子の野菜はうまく育たないんですよね。
数日前、七夕のために神丘教室から竹を貰ってきたのですが、すぐに枯れてしまいました。
おそらく炎天下の中そのまま放置してしまったことが原因なのですが…
急遽買い出しに走り、竹の模造品を買ってきました。
子供たちが楽しそうに飾り付けをして、「叶いますように」と真剣に紐をくくったり、
「どんな願いにしようかな~」と悩みながら体をよじらせたり。
とにかく楽しんでくれたのが何より幸いでした(*^^*)
↓七夕の写真です!
大人になってからこういう行事ごとってわりと疎かにしちゃいがちですけど、
1日1日が子供たちにとってはスペシャルな1日なんだとも改めて思い知らされました。
イベントや行事を子供たちに楽しんでもらうために
いろいろ考えなくてはならないですね…!
もうすぐ夏のイベントがあります。
イベントについてはまだ調整中ですが、楽しいイベントにしたいですね!
また塾生のなかで「こんなイベントやりたい!」という提案があれば教えてほしいです。
子供のころ楽しかったことって大人になると忘れてしまいがちですからね。
みんなの「楽しいと思うこと」を知りたいです!