お知らせ

根本が出来た瞬間 後編(長久手教室)

昨日の続きです。

 

 

是非前編からお読みください(^^)/

後編からだとなんのこっちゃ、となりますので。

 

 

 

生徒の顔色を窺い、緩い感じの教室を

作っていた湊を180度変えさせた出来事。

 

 

 

問い合わせがあり塾を探しているという事で

後日親御様、生徒との面談を行う事になりました。

 

 

 

 

その子は中学生の男の子だったのですが、

身体が大きくやんちゃそうな子でした。

 

 

 

「学校でも家でも手に負えなくて、、、」

 

なんて話を聞いている間もその子は

明らかにこちらを見ていました。

(いわゆるガンつけられている状態)

 

 

 

こういう子は空手時代はたくさんいましたし

更生させてもきましたが、講師となっては

初の出来事。

 

 

 

どうしたもんかなぁと思っていた矢先、

その子はおもむろにポケットに手を伸ばし

ガムを手に取り噛み始めました。

 

 

 

これは完全になめられてしまった

という事ですね。

 

 

教室も湊も。

 

 

 

反射的にティッシュを手に取り、

 

「ガムを出せ。」

 

と言っていました。

 

 

 

「何を思ってそうしたのかは知らないけど、

目上の人間が話をしている前でする行動じゃない。」

 

 

「これから生徒と講師という関係になるのに

そんな態度では聞く耳持てないだろう?」

 

 

「今日は一度帰りなさい。

それで自分が間違っていた、体験授業を受けたい

と思うのならば明日電話して下さい。」

 

 

ここまで言った時に、やんちゃそうな顔が

一気に中学生の幼い顔になったのを覚えています。

 

 

 

結果、次の日親御様からは連絡がありましたが

体験授業は受けない事になりました。

 

 

あの一瞬だけでは伝わらなかったようです。

 

 

ただ、親御様からはお礼を言って頂きました。

 

 

 

 

なぜその子はこんな行動をとったのか。

 

 

 

恐らくですが、教室の事や湊の事を

他の生徒から聞いていたと思うんです。

 

 

それに加えて僕の話し方や内容で

 

 

「あ、なめても大丈夫だわ。」

 

 

と思わせてしまったんだと思います。

 

 

 

 

いやぁ悔しかったですね(;・∀・)

 

 

中学生にそんな行動をとらせてしまった事も

生徒の顔色を窺ってしまっていた事も。

 

 

 

その日から

 

生徒は甘やかさない。

 

生徒とはちゃんとぶつかり、

改善すべきところは改善させる。

 

そのためにはルールを作り、徹底させる。

 

と決めました。

 

 

 

これが現在の長久手教室の根本が

出来上がったタイミングです。

 

 

ありがたかったのは、

湊が長久手教室に異動してきた時には

しっかりとしたルールがあった事です。

 

 

今のルール7割くらいは

当時のものをそのまま使っていますし(^^)/

 

 

 

 

ふと思い出した昔の話を

2日に渡って書いてみました。

 

 

 

 

 

本日一番雪が降っていた状態の時に

教室に向かうはめになった運の悪い湊でした(笑)

 

 

ではでは。

2021.01.07 | 長久手教室

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