受験校、泣くくらい悩めるか(長久手教室)
7月に入り、中学3年生はそろそろ部活も最後の大会が近づいています。
最後の大会が終わると引退になり、本格的に入試を見据える事になります。
毎年入試対策を行っていると色んな生徒の姿が見ることができます。
部活の引退後凄まじく努力し、内申を7上げてきた生徒。
急に伸び悩み、公立から私立志望に変えた生徒。
合格圏内にいるのに不安になり、「志望校を変えます。」と
言ってきた生徒。
志望校ギリギリだったのに「部活を引退しません!」と
真面目に言ってきて僕を驚愕させた生徒(笑)
このように色んな生徒の姿を見てきましたが、
実力よりも高い高校を志望していた生徒で、過去最高順位を叩き出し
ながらも一歩足りず、志望校を変えるかどうか長いこと悩み続けた生徒。
とても印象に残っています。
他校の推薦か志望校の一般かをギリギリまで悩み、
号泣しながら「どうしたら良いですか?」と聞いてきました。
僕も諭しながら真剣に、自分の意見をぶつけました。
結果、他校の推薦をもらう事を選び、今は楽しそうに通ってくれています。
志望校を挑戦するか、諦めるかという事に涙を流すぐらい悩む。
ここですね。 ここまでの気持ちを持てる子は多くないんじゃないかと。
みんな真剣に考えているとは思います。
ですがここまでに至るのは相当だと思います。
自分の進む道を本気で悩み、本気で考えないとこうはなりませんからね。
今でも志望校を諦めた悔しさはあるとは思います。
卒業してからも努力を続けている子なので。
その悔しさを忘れなければこの先心配ないかなと。
いつまでも忘れず努力を続けて欲しいですね。
今年の受験生たちには全力で悩み、全力で考え、後悔しない選択を
してもらいたいです。
ではでは。
2019.07.02 | 長久手教室