お知らせ

保護者対応での苦い思い出(長久手教室)

昨日の続きです。

最後に書いた苦い思い出話についてです。

 

 

 

今から5年前の夏期講習が来週から始まる

というタイミングでの事。

 

 

 

中学生の授業中、一本の電話が。

 

 

 

中学生のお子様を持つお母様からの

電話だったのですが、出た瞬間から

明らかに口調に怒気が帯びていました。

 

 

 

成績が上がっていないから退会させたい

という連絡だったのですが、少し疑問に

思ったので、成績状況を確認してから

再度かけ直すという事で一度電話を切りました。

 

 

 

上がっていない印象はありませんでした。

 

むしろ上がっているとすら思っていた生徒。

 

 

 

過去のデータを見てみましたが、

内申点は入塾してから3上昇。

 

学年順位も30~40位上昇と、

着実に上がってきている印象でした。

 

 

 

 

僕らとしては上がっている印象でしたが、

お母様的にはご納得いかない結果だったようです。

 

 

 

伝える事を決めてかけ直す事に。

 

 

 

「私共としましては内申点の3上昇や、

テストの順位上昇で成績が上がっていると

認識しておりました。」

 

 

 

「ただ、私共とお母様の上昇の基準に

差があったようですね。」

 

 

 

「さらなる成績アップを望んで通塾

させて頂いていたと思うので、

ご満足いく結果にならず申し訳ありません。」

 

 

 

と伝えました。

 

 

 

なんだよ、上がってるじゃん!!

なんて思いません(笑)

 

 

 

人それぞれ感覚は違うわけですし、

入塾時にお母様がご満足して頂ける

成績基準を聞かなかったので、

「これは上がってる!」「上がってない!」

なんて水掛け論をする気はありませんでした。

 

 

 

 

ここ最近は退会者がほぼいなくなりましたが

当時を思い出すとこのような事は多々ありました。

 

 

 

ここまでは珍しい事ではなかったので、

感情的になる事もなかったのですが、

この後のお母様の言葉で急変します。

 

 

 

「明後日から始まる講習会ですが

もう出席しないので返金して下さい。」

 

 

 

 

今はシステムが変わりましたが、

当時はどんな事があろうと

引き落としが止められない場合は

返金はしないというルールでした。

 

 

そのため退会する場合はその月の

20日までに連絡をしてもらう

という形をとっていました。

 

 

 

もちろん最初の面談でも入塾面談でも

その事については説明しています。

 

 

 

その事を理解してもらった上で

入塾申込書にサインをしてもらっているので、

その旨を伝えたのですが納得してもらえず。

 

 

 

 

お互いここからヒートアップしてしまい

喧嘩別れのような形で

終わってしまいました。

 

 

 

塾を気に入ってくれていた生徒も

その日で退会して来なくなってしまう

という最悪の結果に。

 

 

 

授業中だった生徒たちは感情的になっている

僕の姿を見てビクビクしてしまうし、

その生徒の同級生の生徒たちには

「先生聞いたよ~。

〇〇のお母さんと喧嘩したんだって~?」

なんていじられるし良い事が一つも

ありませんでした(;・∀・)笑

 

 

 

 

あの時、もう少し冷静になって

対応はできたのではないかと

今でも思います。

 

 

 

電話で口論になり、

そのまま退会するなんて事は

後にも先にもこの時だけ。

 

 

 

本当に苦い思い出です。

 

 

 

 

二度とあってはいけない事だと

思いながら書きました。

 

 

 

今後も冷静な対応を心がけて

いきたいと思います。

 

 

 

 

今日はこの辺で。

ではでは。

2021.12.11 | 長久手教室

ページトップへ