お知らせ

やる事が終わるまでは 後編(長久手教室)

昨日の続きです。

 

 

 

終わらなきゃ帰れないという事を

伝えたら、聞き取れないくらいの

大きさの声でブツブツと文句を

言い始めました。

 

 

 

うちに来るまでに他塾さんに

通っていたと聞いていますが

時間になったら終わりだった

のではないかと思います。

 

 

 

そしてわがままを言ったら

通用していたのかな、と。

 

 

 

 

 

とりあえず、

「文句を言っても変わらないからね。」

 

 

「やろうと思えばすぐ終わる量なんだから

文句言ってる時間勿体ないよ。」

 

 

「早く帰りたかったらやりなよ。」

 

 

 

と伝えてその場を離れました。

 

 

 

 

数分後様子を見に行ったら

全くやっていませんでした。

 

 

 

完全に拗ねている状態ですね。

 

 

 

過去にも似たような状況があったのですが、

その時も拗ねて何もしなかったので、

今回もそうなるだろうと予想していました。

 

 

 

うちに来るまではこれで何とか

なっていたのかもしれませんが

うちは何ともなりません(笑)

 

 

 

再度話をしに行くことに。

 

 

 

 

 

湊が隣に座った時点で目に涙が

溢れていました。

 

 

 

 

最も効果的な言葉を慎重に

伝えなければいけません。

 

 

 

 

ん-、、、、よし!

 

 

 

「最初から今日はここまでって言ったはず。」

 

 

 

「それも1時間で充分終わる量だわ。」

 

 

 

「それを終わらせられなかったのは

途中でボーっとしたりしてたからでしょ?」

 

 

 

「それで時間までに終わらなくて

帰れないから拗ねるのは

正しくないんじゃないかな。」

 

 

 

「先生たちは悪くないわけだしね。」

 

 

 

 

拗ねている時は無反応な子ですが、

今回は泣いているという事もあり

所々でうなずいたりしていて

ちゃんと聞いてくれていました。

 

 

 

 

「本当は終わって欲しいと思ってるけど、

残り10分の時にちゃんとやってくれてれば

多少残ってもよく頑張ったね! って

帰らせるつもりだったんだよ?」

 

 

 

「でも拗ねて全くやらないっていう

一番間違った選択をしたのね。」

 

 

 

 

「だから終わる時間になってもずっと

やってもらったわけ。」

 

 

 

「今から親御さんに連絡してくるから

迎えに来るまではやろうか!」

 

 

 

 

と伝えました。

 

 

 

 

その後、お迎えが来るまで

きっちり問題を解いてくれました。

 

 

 

 

キツイ言い方で怒る事も出来るのですが、

その選択をしていたら恐らくこういう結果

にはならなかったと思います。

 

 

 

言われた事はやらなければいけない。

 

ちゃんとやれば良い事がある。

 

 

という事を理解させるのが目的なので、

そこに諭すだけで充分です。

 

 

 

 

結果、それからの授業はとても

頑張ってくれています。

 

 

 

まぁこれで完全に解決かというと

そうではありません。

 

 

また同じような状況がこれから

何度もあると思います。

 

 

 

 

その都度全力でぶつかり、

真の理解をさせていきたいですね。

 

 

 

 

 

今日はこの辺で。

ではでは。

2021.05.22 | 長久手教室

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