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「頑張れ」という言葉(長久手教室)

今回、ある親御様との面談でも出てきたのですが

僕は昔から「頑張れ」という言葉が好きではありません。

 

理由は二つあります。

まず一つ目は非常に抽象的だなと思うからです。

 

「頑張れって何を頑張れば良いの?」って

なると思うんですよね。

 

 

具体的な言い方なら良いと思うんです。

 

「数学の一次関数が苦手だから、

まずグラフはかけるように頑張ろう!」とか

 

「漢字を覚えることに苦戦しているね。

今は1回ずつしか練習していないから

3回ずつ書いて練習することを頑張ろう!」

 

このように具体的に頑張ることを

伝えてあげると、すでに頑張っていた子も

まだ頑張っていなかった子も、

「自分がこれから何を頑張れば良いのか」が

わかると思います。

 

 

二つ目は頑張っている子にとって「頑張って!」と

言われるのはプレッシャーがかかると思うからです。

 

 

自分が頑張っているか頑張っていないかくらい

自分で理解していると思います。

 

自分の中で「頑張っている」と感じている子に

「頑張れ!」と伝えてしまうと、

 

「え、頑張っているのにな、、」

「あと何を頑張れば良いんだろう、、、」

って思ってしまうのではないでしょうか。

 

こうなってしまうとせっかくやる気を持って

努力していたのに、「もういいやー。」と

やる気を失いかねません。

 

 

なので僕は簡単に「頑張れ!」という

言葉は使わないようにしています。

 

 

自分の言葉で相手がどう感じるかは

わかりません。

ましてや相手は10代の子供。

 

 

言葉は慎重に使わなければいけませんね。

今回の面談で「頑張れ!」という言葉の

お話が出てきて、改めてそう感じました。

 

ではでは。

2019.07.22 | 長久手教室

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