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歴史の豆知識①(長久手教室)

自分が書いたブログを読み返していた時、

「何か塾っぽくないな。」

と思ってしまいました(笑)

 

 

「長久手教室の事がわかるブログ」を

コンセプトに書いているので、

そこはブレていないと思うのですが、

塾でだから教えてもらえる内容って

あると思うんです。

 

 

というか普段の授業ではちょこちょこ

出していますし。

 

 

それを今まで紹介していなかったなーと。

 

 

 

という事で、僕が担当している教科の中で、

学校ではあまり教えてくれない豆知識を

いくつかご紹介したいと思います。

 

 

完全に思い付きで始める事にしました!笑

(ネタが思いつかなかっただけでもあります)

 

 

 

今日は第一弾。

社会の歴史から。

 

 

「〇〇の変と〇〇の乱の違い」です。

 

 

 

歴史の中でもよく出てきますよね。

 

これはどちらもクーデターだと思って

もらって良いでしょう。

 

 

有名なところで言うと、

本能寺の変とか桜田門外の変、

承久の乱、大塩平八郎の乱

などなど。

 

 

 

なんとなく学校で名前を学んだから、

深く考えずにそのまま覚えている

という人は多いのではないかと思います。

 

 

「変」と「乱」には明確な違いがあります。

 

 

 

とても大まかに言うと、

 

 

〇〇の変→成功したクーデター

 

〇〇の乱→失敗したクーデター

 

 

です。

 

 

 

ただ、例外もいくつかありますし、

とても簡単な言い方で分けています。

 

 

 

「変」はクーデターが成功し、権力者が

変わるなど世に変化が起こった時に

使われます。

 

 

例えば、本能寺の変で言うと

明智光秀が織田信長を討つことに

成功しています。

 

その後、明智光秀は倒されますが

明智光秀を倒した豊臣秀吉が天下をとり

世の中に大きな変化が起こりました。

 

 

桜田門外の変で言うと、

当時の大老であった井伊直弼が

江戸城の桜田門の近くで暗殺され、

その後の江戸幕府の滅亡につながります。

 

 

 

一方、「乱」は権力者に対して

起こした反乱や内戦で、

鎮圧されたものといった感じ。

 

 

 

承久の乱で言うと、

幕府から朝廷の権力を回復させようと

兵を上げた後鳥羽上皇でしたが、

幕府に鎮圧され、隠岐に流される

事になりました。

 

 

 

大塩平八郎の乱で言うと、

天保の飢饉で餓死者が多数出ていたのに、

大阪から江戸に米を送ろうとしていた

幕府に対して、幕府の役人であった

大塩平八郎が起こした反乱です。

 

しかし1日足らずで鎮圧されて

しまいました。

 

 

 

完全に成功・失敗で分ける事は

出来ないとは思っていますが、

広い意味合い的には間違って

いないと思います。

 

 

この先、「変」や「乱」が出てきたら

意識して内容を見てみると、

面白いかもしれません。

 

 

 

という事で、豆知識第一弾。

 

「変」と「乱」の違いについてでした。

 

 

 

今日はこの辺で。

ではでは。

2020.06.20 | 長久手教室

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