お知らせ

ズルをして掴む点数に意味なんてあるの?(長久手教室)

僕の授業では基本的に、丸付けは生徒たちに

してもらっております。

 

 

それは確認テストも同様です。

 

 

僕が採点をする場合もありますが、

基本的には僕が見ている前で彼らに

採点をしてもらい僕がチェックする

仕組みにしています。

 

 

 

丁寧に丸付けをする指導は徹底的に

行っておりますし、不正をする子は

いないという信頼があるからです。

 

 

 

それが今週の授業で、不正をしてしまった子が

出てしまいました。

 

 

中学生で僕の授業では数年ぶりです。

 

 

 

採点時に不正をする子のほとんどは、

答えを立てて、こちらから見えないように

します。

 

 

正直、こちらからすると違和感だらけの

採点姿なのですが(笑)

 

 

 

怪しさを感じた場合、

僕はシャーペンと消しゴムの位置と、

書いていない問題を把握します。

 

 

シャーペンの位置を確認するのは、

間違えた答えを消しゴムで消して、

シャーペンで書き足すからですね。

 

 

あとは、書いていない問題を覚える事によって

採点が終わった時に書き足したかどうか

把握するためです。

 

 

 

今回の子の場合、

シャーペンの位置が動いていて、10問以上

書き足した痕跡がありました。

 

 

というか位置とか以前に、これだけ書き足せば

見ていればわかりますし、音でもわかります(笑)

 

 

 

さぁ、こちらの出番はここからですね。

 

 

授業終了後、呼び出して話を聞く事に。

 

 

 

最初は誤魔化していましたが、

だんだんと誤魔化しきれなくなり

最終的に自白。

 

 

 

この先伝える事は、毎回悩みます。

 

今回のような不正に限らず、

説教というのは毎回悩みます。

 

 

 

出来なかったから答えを見て、書き足して

しまったというその子。

 

 

なるべくキツイ言い方をせず淡々と、

 

「出来なかったからって勉強して

こなかったからでしょ?」

 

「不正をする必要がないように

勉強する事が正しい行動だったんじゃ

ないのかな?」

 

「自分でやった事は自分に跳ね返ってくる。

中学生は特にだ。」

 

「学校のテスト本番や高校入試本番で

同じように不正をするの?」

 

「しないでしょ? それがわかってるなら

今回どうするべきだったのかわかるはず。」

 

「来週再テストを行うから、今回は

ちゃんと勉強してきて。」

 

 

と伝えました。

 

 

 

不正に走ってしまう癖は、簡単に直る事

ではありません。

 

 

過去見てきた生徒でも、何回言っても直らず、

成績も上がらず辞めてしまった子もいます。

 

 

 

 

そうはしたくないんです。

 

ここで直しておかないと、いつ直るか

わかったものじゃない。

 

 

うちの教室に来てくれた以上、

正しい道を進むためのレールを敷いて

あげたいんです。

 

 

そのためだったら何度でも

ぶつかっていきます。

 

 

 

 

………書いていたら少々熱くなって

しまいました。笑

 

 

恥ずかしいのであえて見返さずに、

投稿したいと思います(笑)

 

 

今日はこの辺で。

ではでは。

2020.06.12 | 長久手教室

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