耳を疑った言葉(長久手教室)
昨日のブログで自立学習について
書きました。
本当は昨日のブログで書くつもりだったんですが、
予想よりも長くなったので書かなかった
エピソードがあります。
数年前だったでしょうか。
ある塾の講師の方と話していた時の事です。
その先生は僕と歳が近く、一講師という立場したが
とても生徒想いで熱い先生だったのでよく塾談義を
していました。
その時のトークテーマが「自立学習」だったので
「やっぱり生徒たちには自立学習を
伝えていきたいんですよね。」
と昨日ブログで書いたような事を
語っていました。
共感しつつもなぜか複雑そうな表情を
していたので気になって聞いてみました。
そうすると「あ、うちの上司に言われたんですけど、、」
とその先生は話し始めました。
「うちは自立学習を教える事はしない。」
「手厚く見て何でもやってあげる。」
「そうすると自分の力では勉強出来ない、
塾頼りな生徒になるでしょ?」
「そうしたら中学卒業しても塾が必要だから
通い続けてくれるじゃない?」
「これが塾を辞めさせない秘訣だよ。」
と得意そうな顔で言っていたとの事。
自分の考えが是だ!なんて思っていません。
人それぞれ考え方なんて違いますから
考えの相違で批判する事はありません。
ただこの発言には頭にきましたね。
「自分の力では勉強が出来ない生徒を
塾側の利益のために生み出すって何?」
「その発言、お金を払っている保護者様に
言えるんですかって話じゃない?」
なんて、言った本人ではないのですが
熱くなってしまった覚えがあります(笑)
今思い出しても腹立たしい発言ですが
ここで怒っていてもまぁ過去の事なんでね。
さらっと一言だけ。
「反吐が出るなあ!!」
すっきりです(笑)
話では生徒数が伸び悩んでいる
と聞いています。
そりゃそうですよね。
こういう事を思いながら指導を行っているんです。
言動や行動にそういった気持ちが
溢れ出ていてもおかしくないです。
大袈裟でもなんでもなく、生徒の将来に
大きく関わる仕事だと思います。
そんな責任が大きい仕事なのにどうして
そのスタンスでいられるのが僕には疑問です。
自立学習は大事だよな、と再確認させてくれる
エピソードです(笑)
久しぶりに思い出した今でも頭にくる
話でお送りしました(´▽`*)笑
今日はこの辺で。
ではでは。
2022.09.10 | 長久手教室