必須自習を廃止しようか検討中②(長久手教室)
さて、昨日の続きから。
テスト対策時の必須自習ルールを廃止しようかなと
真剣に検討中です。
このルールを作った当時、自習に来る子は
受験生を除けば、全体の1割程でした。
そして勉強へのモチベーションがとても
高い子のみでした。
モチベーションが低い子はもちろん、
決して低くない子も来る事はありませんでした。
「自習に来ないと上がらんぞ!」
「高校生になって自学スキルは必須だ!」
と何度も何度も呼びかけましたが、
その言葉で立ち上がった子はほぼ
いなかったと思います。
自学のスキルをつけさせるため、勉強量の
底上げのため、自分ができる最高の努力を
してもらうために、必須自習というルールを
作ったという経緯があります。
このルールを作ってから、1年半。
教室内には、テスト対策が始まったら
自習をするのが当たり前という雰囲気が
出来上がりました。
そういうルールだから、ではなく
自分の意思で毎日のように自習を
してくれる子が増えました。
その一方、そういう雰囲気に悪い意味で
のまれていない生徒がいるのも事実です。
昨日も書きましたが、そういう子は
周りの子にも話しかけてしまっている
可能性が高いんです。
集中していない子の行動パターンは
大体同じです。
ちゃんとやりたいのに、やる気がない子のせいで
集中出来ない! なんて事が起こりかねない。
これが一番回避したい事なんです。
さぁ、前置きが長くなりました。
必須自習を廃止するか否か。
今15回という回数を意識せず、
来れるだけ来ている子は問題ない。
恐らく、自習が必須ではなくなっても
来ると思うんです。
そして、今15回という最低ラインを
超えないとペナルティだから来ている。
本当は面倒くさいんだけど、仕方なく
来ているという子は、まず間違いなく来ない。
これで問題は起こり得ないと思いますが、
モチベーションが低い子たちの対応を
どうするかなんですよね。
やる気ないんやから来なくて良いよ、と
突っぱねる事は簡単なのですが、
それじゃあ成績は上がりませんからね。
なので正確に言うと、
「全生徒が誰にも迷惑をかけずに
真面目に自習ができるシステム」
の構築に悩んでるといったところでしょうか。
その為に、一度必須自習というルールを
廃止しても良いかなぁと感じたという事です。
ずいぶん長々と書いてきましたが、
生徒の成績を上げるうえでは、
必要不可欠である事ですからね。
入念にシステムを構築し、今考え得る
最も良いシステムを導入したいと思います。
ではでは。
2020.01.24 | 長久手教室