まずは褒め、改善点を共に考える(長久手教室)
この仕事をしていると定期的に、
テストの結果や通知表の結果を見ます。
その時に必ずやっている事が
「第一声は褒める」「その後、改善点を考えさせる」
です。
基本的にですね、叱りから入ると
子供は耳を塞いでしまうと思うんですよ。
「はぁ、うるせーなー」
「下がったのはわかってるし、、」
なんて。
良かった点は褒めて継続させ、悪かった点は
改善点を共に考え実践していく。
これがベターだと思います。
そして、そのためにはまず話を聞いてもらわないと
意味がありません。
話を聞いてもらう準備をするために
まずは褒めるというわけです。
ちゃんと褒められて嫌な気持ちになる事は
ありませんからね(^^)/
「先生から言ってもらえませんか?」
「うちの子、先生の言う事は聞くんで、、、」
とよく言って頂けますがその理由は
ここなのかな、って勝手に思っています。
また経験上、保護者様がテストや通知表の確認時に
叱るのみだというご家庭の子供の成績は
伸び悩む事が非常に多い。
今までに面談で「うちの子は褒める所がない」
と言われた事があります。
「ぜひご家庭でまずは褒めるという事を実践してみて下さい!」
「劇的に雰囲気と本人のやる気が変わると思います!」
なんて伝えた事もあります。
もちろんそれだけではないとは思いますが、
やはりこの子たちの成績はしっかりと
伸び悩みました。
褒める事がないテスト結果や通知表を
僕は見た事がありません。
我が子の成績が下がったのを見て
叱りたくなる気持ちはわかります。
自分はこんなに子供の成績の事を考えているのに、
心配しているのになんで本人は他人事なんだろう、、、
なんでもっと真剣に勉強しないんだろう、なんて
イライラしちゃうんじゃないでしょうか(;・∀・)?
ただいくら叱ったところでもう起こってしまった事なので
何も変わらないわけです。
それならばなぜ悪かったかを考えて、
それを次に活かした方が合理的だと思います。
まずは褒める。
次に改善点を指摘して、改善案を一緒に考えてあげる。
それを次に繋げていく。
この流れで子供たちを誘導していきますね。
今日はこの辺で。
ではでは。
2022.07.29 | 長久手教室