お知らせ

恋しさと切なさと心強さと…(吉根教室)

毎年のことですが、

この時期は一年で一番

卒塾生が教室を訪ねてくれます。

大学生になったとか、

就職できましたとか、

報告ありがとうございます!

そして、

おめでとうございます!

一方、

高校生になったばかりの高1で、

毎年のように聞く話が、

「中学の頃に戻りたいです。。。」

・・・。

第一志望の高校に合格しておいて、

何を言っとるんじゃぁぁぁぁぁあああああ!!!!!

と言いたいところですが、

何となくわかりますね、その気持ち。

公立小学校から公立中学校へはエスカレーター。

環境は変わりますが、

顔なじみの友達が相も変わらず常に近くにいてくれる。

でも高校にはもういない。いきなり知らない人ばかり。

いつもの安心感や居心地の良さが恋しくなるわけです。

うんうん。

朝、

教室のドアを開けても、

何となくまだ慣れない空気感。

自分を包んでくれる、

みんなで分かり合った、

仲良しの友達がいない教室に、切なさを感じる。

うんうん。

わかりますね、その気持ち。

 

でもですね、

それでいいんですよ。

 

そういう感覚は大事だと思います。

そしてその瞬間、

きっとその人は成長している。

心が強く成長している期間なんです。

これも1つの大人の階段を登っていると言えるかもしれませんね笑

勉強でもそうですが、

自分の限界を越えるとき、

より成長しようと努力しているときは苦しみがあります。

「何でこの問題を何度も間違えるんだ?」

「どうしたらこういう問題を解けるようになるんだ?」

こういう葛藤の時です。

苦しめばいいと言っているわけではありません。

勉強でも、勉強以外でも、

人が人として成長しようとしているときは、

自然と苦しみが伴うものだと思うわけです。

だからこそ、

ネガティブに考えず、精一杯その苦痛と向き合い、

乗り越えましょう。

慣れない新しい高校生活も

もうちょっとしたら、

きっと最高の友達と最高の高校生活が送れるようになっているはずです。

No pain , No study , No life .

2019.04.20 | 吉根教室

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