直観という感覚(吉根教室)
おっとっと、
いかんいかん。。。
1日1回はブログを更新するという自分ルールを秘かに立てていたのですが、
昨日はいろいろな出来事がぶわっと起こって更新を忘れました。
ということで、
今日は2本立てです。
7月初旬までは、
ブログを毎日更新しますね。
さて、
ちょうど今、小学6年生は円の面積を勉強しています。
最初の関門は、
何といっても面倒な小数の計算ですよね。
ここで計算力を問われるわけです。
きちんと順序立てて途中式を書くことは当然ですが、
今日は「直観」という感覚に触れたいと思います。
前提として、
国語の勉強をしましょう。
直感は「推理を用いず、直接的に対象をとらえること」
直観は「推理や考察によるのでなく、感覚によって物事をとらえること」
らしいです(笑)※国語辞典による答え。
ちょっとだけいろいろ考え方を加えて言い換えると、
直感とは、その名の通り何となく感じること。
直観とは、経験に基づく認識を前提にした、確実な瞬間的判断。(哲学でいう直観概念を参考)
こんな意味です。
算数や数学では後者である直観がものすごく大切な能力になります。
例えば、円の面積を求めようとして、
5×5×3.14=45.5
みたいな間違いをしている生徒がいますが、
このとき、
自分の答えが正答かどうかわからなくても、
明らかに間違いだとわかれば、
すぐに計算をやり直せるのです。
つまり、
5×5×3.14は、ざっくり計算すると5×5×3=75
これよりも答えは大きいはずだ!
このようなことが「直観」によって判断できるかどうか。
これはとても大きな実力差です。
自分が求めた答えを毎度確認するという習慣などで、
身に付けられると思いますが、
多くの計算を解いたりする中で、
コツとして僕は教えていますね。
解き方や公式暗記も大事ですが、
こういう感覚を生徒たちに伝えることを、
忘れないようにしています。