2学期からの勉強時間の目安を考えてみた(徳重教室)
徳重教室の堀です。
そろそろ夏休みも終わりが近づいてきましたね!
受験生の皆さん、
2学期が始まってから、1日にどれくらい勉強するか計画は立てていますか?
また、1日にどのくらい勉強すれば、多い方なのか、それとも少ない方なのか知っていますか?
と言われても、
そんなんわからないし、計画は立ててない!
ってのが受験生のリアルだと思います。
なので、本日は
「過去のデータで見る受験生の1日の勉強時間」
をお伝えしようと思います!
受験が終わってから、
自分なりには、勉強時間が多いと思っていたんだけど、実は少なかったんだー。
だから、不合格になっちゃったのかなー。
と後悔しても悔やみきれませんよね。
ぜひ、このデータを参考にして勉強時間の目安を知ってください。
では早速、
中3生が9月から1日どのくらい勉強しているのか、データを見てみましょう。
“ベネッセ教育総合研究所 第5回学習指導基本調査(小学校・中学校版)[2010年]より引用”
少し古いデータになりますが、
全体では、1週間で約19時間勉強しているので、1日に約2.7時間勉強していることになります。
成績上位者は、1週間で約24時間なので、1日に約3.4時間勉強していることになります。
土日が多めで、平日は少なくなると予測ができるので、
平日は全体的には2時間くらい、成績上位者は3時間くらいとなるでしょう。
2015年のもので、こんなデータがあります。
“ベネッセ教育総合研究所 「第5回学習基本調査」報告書 [2015]より引用”
これは中学1~3年生のデータです。
何が伝えたいかというと、2000年代から勉強時間が増加傾向にあるということです。
なので、恐らく2019年現在はさっきのデータより勉強時間は増えているんじゃないかな?と思うんですよね。
少し予想が入っていますが、増加傾向を踏まえて補正すると、
全体的には、一日約3時間(1週間:約21時間)
成績上位者は、一日約4時間(1週間:約28時間)
くらい勉強するのが、ひとつの目安かと思います。
勉強時間とは別にこんなデータもあります。
“ベネッセ教育総合研究所 第5回学習指導基本調査(小学校・中学校版)[2010年]より引用”
これもやや古いデータになりますが、
成績上位者ほど自分なりに工夫して勉強をしている。
ということです。
10年ほど塾の先生をやっていますが、
その経験から予測すると、現在でもこのデータにほぼ変わりは無いんじゃないかなと思います。
やはり成績上位者ほど、流れに身を任せるのではなく、
「どうしたら、ペース良く進められるか」「どうしたら、一度覚えたことを忘れにくくできるか」など、色々と試行錯誤しているのでしょう。
つまり、最初のデータと合わせて考えると、成績上位者は「勉強の質と量が備わっている」わけです。
自分なりに頑張っているだけではいけません。
上位校を狙う子は、こんなライバルたちがいるんだってことを意識して、2学期からの計画を立てましょう。
・上位校を狙うなら1日4時間以上!
※平日と休日で多少差をつけても良し。
・勉強時間だけでなく、勉強の質も大切。自分なりの工夫をしよう!
来年、いい春を迎えましょうね!
では、また!