軽微な隙を突く②(吉根教室)
指導というと、
「生徒指導」とか「生活指導」というのがあります。
・遅刻をするな。
・忘れ物をするな。
・宿題をやってこい。
・服装を整えろ。
…とかでしょうか。
ちなみにこういうのも大事です。
勉強は机にかじりついていればできるものではありません。
自分をコントロールする力、
自律した姿勢が影響してくるので、
上記のようなことを改善するだけでも全然違ってきます。
では、
まさに勉強している目の前の生徒に対してなら、
どんな指導ができるでしょうか。
吉根教室でよくあるパターンだと、
「机上の状況」をよく指摘します。
椅子に座っている姿勢はよくあると思いますが、
机の上が機能美に優れているかは非常に大切です。
勉強が得意な生徒の机の上は、
実に整っています。
・筆箱や筆記用具は落ちにくい場所に配置。
・テキストとノートは利き腕で書きやすいように重ねる。
・模範解答集はすぐに取り出せるけれども見えない場所に置く。
・今すぐ必要のないものはカバンにしまってある。
こういうことができているかをチェックします。
次に、「ペン先」です。
生徒のペン先は口よりも真実を語ります。
自信がないときやわからないときは鈍く重いですし、
理解しているときは軽快です。
また、
こちらが事前に伝えている方法で進めているかも、
このときに一緒に確認します。
ノートの書き方や答え合わせも方法ですね。
本当はもっと他にあるのですが、
今回はここまで(笑)
堅苦しいマニュアルみたいに思われると残念ですが、
どんなことも作法を覚え、
作法を駆使すると面白さが見えてきます。
一人でも多くの生徒に、
誰でもできる一つの「道しるべ」を示せればいいなと思いながら、
日々の「指導」に力を注ぎます。
保護者の皆様には、
ぜひそんな、塾の「指導」にも目を向けて頂くと、
いい塾を見つけられるかもしれません。