問題と格闘する(吉根教室)
1学期も終わりが近づいてきましたね。
吉根教室では入塾生を迎えたりして、
新しい風が吹きつつあります。
勉強はスポーツなら個人競技と言えますが、
勉強の過程は部分的に集団競技だと思います。
どんな場所、集団の中で勉強するかで、
勉強効果は変わってくるからです。
そういう意味で、
塾の教室の空気(雰囲気)というのは大切です。
緊張感があるけど、
笑いも起こる、
メリハリのある空気感。
今後も大事にしていけたらなと思います。
さて、
最近、中2は一次関数に入り、
変化の割合も勉強しました。
僕の数学では、
最初からグラフを交え、
変化の割合とは何か?
視覚的にも理解してもらいながら、
導入部分に時間を掛けています。
他の単元でもよくありますが、
すぐに公式や解法に触れずに、
生徒に「どうなると思う?」と聞きます。
正解が言えるかどうかは問題ではありません。
生徒たちにあらゆる現象を考えて欲しいからです。
以前にも言及しましたが、
普段からいろんなことに対して考える癖をつけなければ、
試験で未知の問題を解くことは困難です。
高校生を教えてくれている大学生スタッフも言っていましたが、
「自分で問題をいじってみて、どんな方針で解く問題かを考えてみよう。」
まさにその通りです!
吉根教室の大学生スタッフたちは優秀です(笑)
まあ、この大学生スタッフたちはみんな、吉根教室の卒業生ですけどね(笑)
(自画自賛すみません。。。)
特に小学生には時間を気にせずにそうしますが、
わからない問題はトコトン考えてもらいます。
自分で調べてもらったり、
他の問題と見比べてもらったり、
小さなヒントだけ提示して推測してもらいます。
まさに問題との格闘です。
時間は多少かかりますが、
すぐに何でも答えがわかるのは味気ないです。
生徒たちの本当の実力に繋がるのは、
生徒たち自身が問題をこねくり回し、
試行錯誤した過程なのです。