接客(神丘教室)
池之内です
かつて愛知のグルメ王として君臨した池之内です。
嘘です。
趣味がグルメ巡りというくらいに、あちこちの店を回りました。
飲食店は「味」が一番大事、というのもありますが、
最近感じるのは「接客」も大事だなぁ、と。
ここ7~8年ほどでしょうか、自分が目にする飲食店の店員の接客が
どんどんそっけなく、事務的になってしまったのは。
そんなふうにずっと感じています。
「注文を取るだけ」
「席に案内するだけ」
「料理を運ぶだけ」
「いらっしゃいませ、ごゆっくりどうぞ、と言うだけ」
っていう店員をたくさん目にします。
池之内、かつて飲食店勤務で接客を長くやっていた身なので
正直、すごい気になります。
「来店してくれてありがとうございます」
「いろんなお店の中から選んでいただいてありがとうございます」
って、本気で感じながら働いていたので
なんだか寂しく感じるんですよね。
わかってますよ、お客様は神様じゃない、って。
でも、自分も、自分と一緒に働いていた人たちも、
今どきの接客とはかけ離れたレベルの接客をしていた。
ガチの笑顔で、お客さんに喜んでもえらたら嬉しい、って本気で思って接客してたんですよね
だから、なんだか寂しいって思うんですよ。
でも。
たまに居るんですよね、気持ちいい接客をする店員。
そして目立つんです。
他の店員とは全然雰囲気が違うから。
そんな店員を見つけると、ついまた足を運んでしまう。
そしてその接客を受けると「ああ、いつも良い接客をするだなぁ」と感心する。
そして安心する、「よかった、まだこういう店員が居るんだ」って。
ただただご飯を食べるだけじゃない世界がまだ残っていることに感謝しつつ、
今見ている生徒たちも大人になった時に同じような体験ができるのだろうか、と杞憂したりしています。









