お知らせ

限度を超えた態度 前編(長久手教室)

1学期期末テストも終わり

のんびりとした週末。

 

 

 

生徒も少ないのでこういう時って

ネタがあんまりありません。

 

 

 

なので思い出話でも。

 

 

 

7年ほど前のお話。

 

 

 

湊が入社してまだ数ヶ月。

 

最初に配属された教室での

出来事です。

 

 

 

 

 

当時はまだ生徒との距離感というものを

わかっていなくて、かなり緩い

関係を作っていました。

 

 

教室全体的にも、生徒から敬語を

使われる事はほぼなく、まるで友人同士の

ような接し方をされていましたし、

していました。

 

 

 

 

長らく空手業界にいて、小中学生の

指導員をしていた湊からすると

年下の子にタメ口を利かれるのは

違和感がありました。

 

 

 

ただ、空手じゃないし

こんなものなのかなぁ

なんて思っていました。

 

 

 

その緩さが原因でもあるのですが、

当時新規で入塾してきた中1生で

少々態度が悪い男子生徒がおりました。

 

 

 

 

授業態度が悪いというか

大人に対しての接し方が悪い。

 

 

 

大人を舐めているという表現が

ピッタリな男の子。

 

 

要するに生意気な子といった

感じです。

 

 

 

 

緩い関係を作っているとはいえ、

自分の中で限度を作っていたので、

それを超えたら説教をするという

ボーダーは決めていました。

 

 

 

ある授業中での事。

 

 

 

説明も終わり、机間巡視をしていたら

その子がおもむろにテキストを

差し出して一言。

 

 

 

「コピー。」

 

 

 

一瞬何を言われているか

わかりませんでした。

 

 

 

「え?」

 

 

「コピー。」

 

 

 

2回言われて理解しました。

 

 

 

「それはコピーしてって

頼んでいるって事?」

 

 

 

「そう、コピー。」

 

 

 

 

いくらタメ口で喋りかけられている

とは言ってもここまでの態度は

とられた事がありませんでした。

 

 

 

 

どういう対応をするか少し悩みましたが、

この場での説教は他の生徒の邪魔になると

判断して言いました。

 

 

 

 

「ちょっと外においで。」

 

 

 

つづく

2021.06.19 | 長久手教室

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