お知らせ

そこまで言うなら自立してみろよ!(長久手教室)

今から5年以上前の話です。

 

 

 

当時中1生の授業途中の

休憩中での事。

 

 

 

 

 

今では立派な受験生ですが

当時凄まじい反抗期を迎えていた

男子生徒がいました。

 

 

僕ら講師にはとても素直なのですが、

ご家庭内のみ反抗期をこじらせている子でした。

 

 

 

 

その前からお母様から相談を受けるくらいの

反抗っぷりだったので何とか力になれたらなー

なんて思っていました。

 

 

 

そんな中での休憩時。

 

その生徒が友人と話していたのですが

内容はお母様に対する文句。

 

 

「やれやれ。」なんて思って聞いていたのですが

その中で彼が発した言葉に耳を疑いました。

 

 

 

 

「親ウゼーもんでさ、飯食ってやらんのだわ。」

 

 

「これからも作っても絶対食ったらん!」

 

 

 

友人の前で気が大きくなってしまった

発言だとは思います。

 

 

本当は優しい子だという事も

知っていました。

 

 

 

 

また、自分には関係はないご家庭内での事です。

 

 

 

本当は口出す権利はなかったのかもしれません。

 

 

 

ただ、その発言は全てを差し引いても

僕には許しがたい発言でした。

 

 

 

 

 

「おい、今お前なんて言った?」

 

 

 

「親がウザイから飯食ったらんだと?」

 

 

 

「今までどんだけご飯を作ってもらった

と思っとるんだ?」

 

 

 

「それがなければ今のお前はおらんのやぞ?」

 

 

 

「親にご飯作ってもらわずにこれから

どうやって生きていくんだ?」

 

 

 

「そこまで言うなら自立してみろよ!」

 

 

 

「今すぐ働いて金稼いで自分で生きて

いけるんかよ?」

 

 

 

「出来ねーだろうが?」

 

 

 

「調子こくのもいい加減にしろ。」

 

 

 

「自分で稼いだこともないやつが

なめたこと言ってんじゃねーぞ。」

 

 

 

 

一気にまくしたてて言いました。

 

 

 

頭で考える前に反射的に言葉が

出てましたね。

 

 

 

しっかりとキレてます(笑)

長久手で生徒にキレたのは多分この時

だけじゃないかなぁ(;・∀・)

 

 

当時25歳。若かったっす(笑)

 

 

 

 

さすがに生徒全員がシーンと

なってしまいましたね(;・∀・)そりゃそうだ

 

 

 

その中で(言われて当然だわ!!)なんて表情をして

怒っていた現高3Yが印象的でした(笑)

 

 

 

 

休憩終了後、呼び出して再度言いたい事を

落ち着いて伝える事に。

 

 

 

「いいか? お前はまだ親に養ってもらわんと

生きていく事も出来ないんだわ。」

 

 

 

「親が養ってくれている事くらい

中1ならわかんだろ?」

 

 

 

「お前はめちゃくちゃ恵まれてるんだよ。」

 

 

 

「世界には勉強したくても出来ない子とか

ご飯を腹いっぱい食べたくても食べられない

子がたくさんおるわけよ。」

 

 

 

「そんな子らもおる中で、毎日ご飯を食べられて

寝る所もあって、塾に通って勉強までさせて

くれる環境におるわけだろ?」

 

 

 

「こんなん恵まれてるとしか言いようが

ないだろうが。」

 

 

 

「それなのにさっきのなめた発言を

お前はしたわけだよ。」

 

 

 

「俺が何であんなキレたかわかったか?」

 

 

 

「俺が言った事が理解出来たのならば

今日帰ったら作ってくれたご飯を

ちゃんと頂いてこい。」

 

 

 

 

それ以降、お母様との関係も改善されて

落ち着いたようで、お母様からも

とても感謝して頂きました。

 

 

 

その時、

 

「どうやってやったんですか??」

 

 

と聞かれたので、

 

 

「ガチでキレました。」

 

 

と一言だけ答えておきました(笑)

 

 

 

 

その後、この生徒は勉強も頑張ってくれて、

グングン成績を伸ばして入塾当初では

難しかっただろう高校に入学してくれました。

 

 

 

 

なぜかこの話以降、男子では珍しく相談を

してくるくらい懐いてきましたね(笑)

 

 

 

今でも塾に勉強をしに来たり、

進路や将来の事について

相談してきたりする間柄です(^^)/

 

 

 

結果良い関係性を作れたので

良かったかなと思います♫

 

 

 

という事で懐かしい話でお送りしました(^^)/

 

 

今日はこの辺で。

ではでは。

2022.01.20 | 長久手教室

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