高3の夏勉強(吉根教室)
夏の勉強法第七弾!!
今回は高3です。
いよいよ夏勉強シリーズのラストですね。
各学年の夏休み中の勉強ポイントを書いていきます。
もちろん、
厳密には生徒により様々ですから、
その学年全体で言えることを1つ、2つに絞っていきます。
参考にして、行動してもらえたら幸いです。
①英数どちらも6割を達成
8月のマーク模試で英数の得点率が6割を超えていれば順調です。
これは志望校によりますが、
一つの基準として、地方国公立大学志望の場合ですね。
数学が必要ない私立文系で、
この春から勉強始めましたという受験生なら、
英語で7割を超えたいところです。
もし超えていないのなら、
この夏で猛勉強しましょう。
そろそろ覚悟を決めてください。
まずは何より英語です。
英単語は2000語程度は暗記済みですか?
英文法は毎日見直していますか?
英文解釈は一通り終わっていますか?(SVOC振れますか?)
すべてに「YES!」なら、
英語長文に突入して大丈夫です。
英単語すら中途半端な人はこのままだと危険です。
気合を入れ直して、
まずは夏休み中に英単語帳を一冊は完璧に覚え込んでください。
数学が必要な人は、
まず教科書レベルの問題は完璧ですか?
チャート式がこなせる人は、
例題部分だけでいいので一周しましょう。
チャート式で挫折する人は、
何か薄い問題集でいいので、1Aも2Bも一通り復習してください。
独学で勉強しているひとは特にですが、
確認テストを随所に挟んで、自分の出来を確認することを忘れないようにしてください。
②古文・漢文を夏の間に完成させる!
古典科目はおそらくほとんどの受験生が必要だと思いますが、
意外に後手に回している人が多いです。
それはもったいない!!
英語や数学に比べて、
かなりコスパよく得点できる科目なので、
少なくても夏の内には完成させておきましょう。
古文は文法と単語。
古文法は、
「接続・活用・意味」が完璧に覚えられたら読解の段階に入りましょう。
漢文は句法を例文と一緒に覚えてください。
重要句法の例文がスラスラ訳せれば、それだけで相当得点できるはずです。
③志望校の問題を一回解いてみよう!
これはぜひ!!
特に私立大志望の人は、一度自分の志望校の過去問を解きましょう。
本番さながらに解く必要はありません。
というより、
たぶんほとんど解けません。。。
でも構いません。
大事なことは、敵を知ること!
どんな問題構成で、どんな問いがあって、どんなことができればいいのか?
こんなことを漠然とでもいいので知ることです。
自分のこれからの勉強内容が定まると思います。
8月模試で結果が出せる人は順調ですが、
そうでない人もまだまだこれからです。
諦めるのは早過ぎます。
次の11月模試に向けて必死に勉強してください。
いろいろと誘惑ある夏ですが、
そんな甘いことを言っていては、ライバルに差をつけられませんよ。
生涯でこれほど勉強するのは、
この大学受験が最後の機会かもしれませんから、
ぜひ全身全霊をもって、最後まで挑んでください。